【陸東活性化】1-③きっぷの買い方支払い方を知る

きっぷの買い方を知ろう 地元の愛着を育てる
きっぷの買い方を知ろう

 

1・地元の愛着を育てる

「きっぷ」ってどうやって買うの?

列車に乗る時には「きっぷが必要」。

それはほとんどの人がわかっていることかと思います。でも30年前に利用して「それ以来の久しぶりの鉄道利用」という人がいたとしましょう。おそらくものすごく戸惑われることと思います。

駅で駅員さんに行き先を告げてきっぷを買うものと思っていたのにいつの間にやら無人駅になっていて切符を買うところもない。それじゃあ乗ってから車掌さんに言ってきっぷを発行してもらおうと思ったらワンマン運転。なんですと?という感じでしょう。

自動券売機のある駅では

北浦駅・西古川駅・岩出山駅・鳴子温泉駅などは自動券売機が設置されていて、駅での購入が可能です。

下の一連画像は岩出山駅のものです。
【1】行き先の運賃がわかっていれば「金額ボタンを押す」だけでOKです。
わからないときは右上の黄色いボタン「駅名検索」をタップします。

【2】するとキーボードと検索窓(ライトグリーンの所)が現れて入力できるようになります。

【3】例えば岩出山から鳴子温泉駅に行きたい時は「な」と入力するだけで頭文字が「な」である駅が選択候補として出てきます。陸羽東線の駅に加え、宮城県内の駅が候補に出ましたね。あとは行き先の「鳴子温泉」を押すだけです。

【4】金額の投入が必要ですね。水色のボタンをタップすれば領収書も出るようになっています。

ちなみにここの券売機の端末は英語表記も対応になっています。オレンジカードも使えるんですね。わかりますか?オレンジカード。テレホンカードとよく似たやつですね。

ここでいう「カード」はオレンジカードで、クレジットカードではないのでご注意を!

すいかって何?

関東や地方都市では当たり前のようになっているものでもインフラ整備が進んでいない地方においては「それ、なんですか?おいしいの?」という反応になることも少なくありません。ちなみに私も持っていませんよスイカ改めSUICA。使う場面がなかなかありませんから。

いわゆる交通系ICカードの一つでJR東日本で使うカードですが、陸羽東線では小牛田~古川と鳴子温泉駅、そして山形県の新庄駅だけが対応駅となっています。現金でのチャージをSUICA対応端末またはSUICA対応コンビニなどであらかじめ行って使います。ビューカードを持っていればオートチャージもできるようですね。

⇒ SUICAチャージについてもっと詳しく(JR東日本)

ワンマン列車のドアが開かない!

無人駅で列車を待ち、さぁ乗り込もうと思った時にドアが開かないという経験、ありませんか。それはワンマン列車では1両目から乗り降りするように決まっているからです。乗り込むのは1両目の後ろのドア、降りるときは1両目の前のドアです。そして、乗る時に入口にある機械から乗車駅証明書を取るようにしましょう。

列車の前方に行くと運賃表が電光表示されますので降りる前に料金を確認して金額を準備するとスムーズに降りられます。また改札口がある駅ではそこでの支払いとなりますので、駅員さんがいる駅か無人駅かで異なることも覚えておきましょうね。

近々導入される運賃決済~QRコード決済~

JR東日本は、2024年度にQRコードを使った新たなチケットレスサービスを導入します。Suicaが使えない駅でも、紙の切符無しで乗り降りできるようになるということですが、まず最初にJR東日本の専用サイト「えきねっと」で乗車券を購入しクレジットカード決済しておき、QRコードを取得します。。

無人駅などでは手続きなく乗車し、降りる際や乗り換えの際に自動改札機のある駅でQRコードを表示したスマートフォンをかざすと新幹線も含め利用できるとのことですが詳細な利用方法は今後はっきりすることと思います。

QRコードを使ったこの新しいサービスは、東北エリアで2024年度後半から始まり、首都圏を含む東日本全域に広げていく方針だそうです。

時代の変化とともに便利になる部分、機械化されて尋ねることもできなくなる部分など、いろいろな変化があるので、その時代、その地域にマッチしたきっぷの買い方、列車の乗り方の授業を学校で行うことも必要なんじゃないかと思いますね。

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