2022年は陸羽東線にとって一つの転換点となる年でした。
そう言えるのは利用状況や収支といった数値が大きく報道されて、沿線自治体の大きな部分を占める大崎市が陸羽東線存続のために活性化を図ろうと真剣に動き出した年だからです。
陸羽東線の利用促進・活性化のポイントは?
この大きな課題にはいくつかのポイントがあると思います。いくつか挙げてみましょう。
1・地元の宝という愛着を育てる
①列車に乗るメリットを知る
②列車に手を振ってみませんか
③きっぷの買い方・運賃の支払い方を知る
④市民がつくる列車の姿
⑤車窓写真コンテスト
2・地元の足としての利用
①通学利用の拡大(利用率UP)
②市職員から民間企業の協力へ
③便利になる【駅】の整備
④学校・団体行事での利用推進
⑤団体列車としての利用
3・観光客の誘致(国内)
①マイカー利用から鉄道利用へメリット構築
②鉄道だからこその風景がある
③乗るだけで楽しい列車(車両・仕掛け)
④沿線各地の魅力の発信
4・観光客の誘致(インバウンド)
5・鉄道マニア
①数字に表れない利用「大まわり乗車」って何?
②「撮り鉄」は結構役に立つ
③にわか撮り鉄ともっと仲良く
6・メディアにもっと出てくること
ざっと書き出してみただけでこんなにテーマを思い浮かべることができます。
このページは目次のようにして使っていこうと思います。
どんどんこの先も項目を追加しつつ各ページにリンクするように考えていますのでぜひまた訪問してください。
皆様のおいでと、陸羽東線のご利用をお待ちしております。
市民・高校生からも意見を募集
この点で特に素晴らしいと思った取り組みは「市民からの意見募集」や「高校生タウンミーティング」の実施といった取り組みです。経営陣や自治体もそれぞれの視点で良い案をお持ちのことと思いますが、建て前や背景にとらわれすぎない率直な意見が得られるのは「市民」からなのかもしれません。
それに加えて、もっと大きな意味を持っているのは陸羽東線に寄り添う思いを引き出すことだと思います。一緒に考え、一緒に支える気持ちこそが活性化への道だからです。 ⇒ 参考:陸羽東線の利活用促進に関する検討報告書(大崎市発行・令和5年3月)
コメント