【陸東活性化】2-2通勤利用の拡大を図る

陸羽東線の通勤利用拡大へ 使える地元の足へ
陸羽東線の通勤利用拡大へ

2・使える地元の足へ

通勤利用は市職員から民間企業の協力も得て

2023年1月11日、大崎市では積極的な取り組みとして「公共交通通勤デー」を設けて、大崎市の職員が陸羽東線を含む交通インフラを身を持って体験して意見を出す取り組みをしました。実際に体験するというのは最初とても労力がいりますし、「マイカーが楽だ」という固定観念がある中で勇気ある一歩となったと思います。画像の通り、伊藤市長自ら率先されました。

ぜひ、引き続き無理のない仕方で積極利用していただきつつ、便利になるアイデアをさらにみつけてもらいたいと思います。

公共交通通勤デー(大崎市サイト)

公共交通通勤デー(大崎市サイト)

↑ 画像クリックで大崎市HP該当ページへ。

自宅最寄り駅周辺に無料駐車場を!

第一歩として「パーク&ライド」をまず考える必要があると思います。福井県がこの点で一つのモデルケースになっていますが、「自分が列車に乗る駅まで便利に行ける」、「そして経済的」といったメリットを十分に示し、理解される必要があります。

参照:『電車通勤の楽園へ』マイカー通勤から電車通勤へ変えてみませんか

まず期待したい点として、無料で利用できる駐車場を整備することです。駅の近くにある駐車場が有料の駐車場ではその駅から乗りたいと思わないでしょう。新たな需要開拓どころか既存の利用者も離れてしまうと思います。

民間企業版「公共交通通勤デー」

市役所職員の方々を対象に行われた公共交通デーを、ある程度の規模の事業所にお願いし、必要ならその通勤時間帯に送迎バスを運行するのはどうでしょうか。それができる事業所は限られていると思いますが、協力してくださる各事業者ごとに日時や曜日をずらしてそれを実施すると平均的な利用者増につながると思います。

そしてちょうど「CO2削減に協力する企業」に付与されるエコレールマークと同様、協力的な事業者であることを示すマークを付与したり、大々的に宣伝したり補助金を出すなどの優遇措置を設定したりして十分なメリットがあるようにすると良いのではないでしょうか。

オフィス最寄り駅としての利便性

出張で訪れる人、通勤で利用する人にとって便利なのはどんな駅でしょう?。

この点もぜひ考えていきたいポイントです。この点については学生利用とも関連するものとなるので続く「2-3」で書きたいと思います。
⇒ 2-3 便利になる【駅】の整備

 

 

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