第一段階は岩出山駅まで
昨日2023年4月20日は小牛田駅~岩出山駅までが開業して110周年の記念日でした。
トランスイート四季島が入線するなど話題が多かったためあまり紹介できませんでしたが大きな節目の日だったのです。ちなみに来年2024年4月19日には川渡温泉駅(旧川渡駅)が110周年、再来年2025年4月18日には鳴子温泉が同じく、そして2027年11月1日には全線開通110周年となりますので、記念日が次々と訪れる感じですね。昨日はその第一弾だったというわけです。
開業時の駅はかなり少なかった!
今でこそ小牛田駅を出て岩出山駅は8番目の駅となっていますが、開業時はずっと少ない駅数だったようですよ。
北浦駅 開業1914年9月13日
陸前谷地駅 開業1960年8月13日
古川駅 開業1913年4月20日(陸前古川)
塚目駅 開業1960年5月1日
西古川駅 開業1913年4月20日(中新田)
東大崎駅 開業1955年2月15日
西大崎駅 開業1960年5月1日(上岩出山)
岩出山駅 開業1913年4月20日
※ ( )内は開業時の駅名
こうしてみると途中駅は古川と西古川(中新田)だけだったんですね~。
小牛田(9.4km)古川(6.5km)西古川(8.9km)岩出山
ということで、駅間距離が凄いことになっています(笑)。言ってみれば普通列車が全部急行みたいな感じです。そして北浦駅を除けばその後の「駅開設」までの苦労が偲ばれますね。当時は線路を先に延ばすことに力を注いでいた時期なのでしょう。
次の記念日に見る姿は?
私の記憶が正しければですが、100周年の時に古川駅に行くと初めてお披露目されたパタ崎さんの姿がありました。ただ、名前はまだなく「公募で決定する」というお知らせがあったように記憶しています。
あれから10年。その直後に決まったパタ崎さんの名前だけでなくいろいろな出来事がありました。トランスイート四季島が来訪するようになったことも、変化の一つですがどちらかと言えば寂しい変化の方が多いような気がしますね。岩出山駅・最上駅が無人駅となり、鳴子温泉駅もみどりの窓口が指定券券売機に代わりました。そしてリゾートみのり号が去りました。
とはいえ、これからの10年は浮上の10年になるかもしれません。「陸羽東線活性化」にむけて動き出す機運が高まっているからです。使うことで便利になる、そんな陸羽東線の姿が見たいですね。
コメント