川渡温泉駅の概要
東北本線・小牛田駅から数えて12番目(38.8km)の駅。1914年4月19日開業なので、すでに100年を優に超える歴史を刻んできた。開業時の駅名には「温泉」はつかず、川渡駅でした。駅にはかつて川渡保線区が隣接していて国鉄マンでにぎわった駅だと聞いたことがあります。1983年3月7日:荷物扱い廃止にともなって駅員を正式に置く駅ではなく簡易委託となりました。やがて1991年3月7日に簡易委託も廃止されて無人駅となって今に至ります。
川渡温泉駅の周辺
駅からは少し距離がありますが川渡温泉は5つの温泉で構成される鳴子温泉郷のひとつで、黒っぽい湯の花で知られる藤島旅館のお湯を始め、いろいろなお湯を楽しめるひなびた温泉地です。
温泉街への途中には川渡大橋がかかり、春のシーズンになると菜の花と桜が花渕山をバックにして咲き乱れる豪華絢爛な景色を見ることが出来ます。さらに西に進むと郵便局前に流れる川沿いの桜のライトアップなどじっくり宿泊して楽しんでもらいたいスポットがいろいろあります。
駅から北西方向には東北大学大学院の農学研究科の施設やセミナーハウスもあります。
川渡温泉駅の写真
鳴子温泉に向かう最後の列車交換可能駅、川渡温泉駅。
かつての栄華を物語るように長いホームが残り、雪かきも大変でしょう。
跨線橋はなく、構内踏切で駅舎とホームが結ばれています。お年寄りにはとてもありがたい構造。
まっすぐに伸びる線路。見通しの良さもこの駅の長所です。
正面に向かって左側にトイレがあります。数年前に改装されてきれいな状態を保っています。いったん外に出て入る形です。
バスの往来は限られていますが、十分な広さです。
SLが走るととてもにぎわうひとときとなります。
ヘッドマークがついていないので、これは試運転の時ですね。
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