2・使える地元の足へ
遠足・社会見学に列車を活用
先日とても納得させられるお話を聞きました。
「都会の人は歩くことを苦にしないから鉄道とセットで行動する」
「地方の人はそもそも歩く習慣がないからすべてを車で済ませる」
この観点から考えると、「歩く」機会を無理なく見つけることは一つのポイントになりそうに思います。その一つは小・中学校の遠足(校外学習)や社会見学などのイベントに活用するのはどうかな?と思いました。毎日徒歩で通うのは大変に思える距離も、イベントのような単発では問題なく歩けるかもしれません。ちなみに、サントリーウェルネスのHPによると健康のため一日8000歩ほど歩くことが勧められています。歩幅が60cmと仮定すると4.8Kmなんですって。
比較するのはナンセンスかもしれませんが、大阪で子どもの頃を過ごした私の場合イベント時にたびたび「小学校~最寄り駅」をよく歩きました。その距離およそ1.3kmで、小学2年生で25分ほどでした。そして電車に乗って目的地の駅から同じくらいの距離をふたたび歩く、それが遠足でした。
参考例としてこの「1km~1.5km」を目安に用いて陸羽東線界隈を見てみましょう。
遠足・社会見学に使えそうな目的地
古川駅エリア
約600m・・・大崎市図書館、裁判所、リオーネ古川(映画館)
約1km・・・宮城県大崎合同庁舎・古川郵便局
約1.2km・・・大崎市民会館・古川税務署
約1.4km・・・大崎市役所・緒絶橋・醸室
塚目駅エリア
移設計画が頓挫したらしく残念!もう少し近くなると期待したが。
約1.5km・・・大崎市民病院、
パレット大崎(プラネタリウム・天文台)
※プラネタリウムは県北唯一の施設です。
岩出山駅エリア
約0m・・・ポッポランド(陸羽東線の鉄道資料館)
約250m・・・内川遊歩道(石畳)
約600m・・・花山酒まんじゅう
約750m・・・感覚ミュージアム
約900m・・・スコーレハウス(※)、市役所岩出山支所、城山公園
※ 跨線橋から裏口に出られるようにすると500mほどに短縮?
有備館駅エリア
約50m・・・旧有備館
約250m・・・森民酒造
約600m・・・竹工芸館
約750m・・・城山公園、あったか河川公園(※)
※:バルーンフェスティバル会場(11月)
池月駅エリア
約200m・・・あ・ら・伊達な道の駅、一栗体育館
川渡温泉駅エリア
約1.6km・・・藤島旅館
鳴子御殿湯駅エリア
約50m・・・市役所鳴子温泉支所・スポーツセンター
約250m・・・河川敷公園
鳴子温泉駅エリア
約0m・・・ぽっぽの足湯、
約50m・・・温泉街・手湯、
約70m・・・野外ステージ
約160m・・・こけしのポスト
約1.3Km・・・鳴子発電所
こけし工房なども点在。
中山平温泉駅エリア
約1km・・・しんとろの湯
駅まで歩けそうな学校
200m前後・・古川学園中高
400m前後・・鳴子小・大崎高等技術専門校
600m前後・・北浦小・岩出山中
800m前後・・岩出山小
1km前後・・古川第二小・古川東中・岩出山高
1.2km前後・・不動堂中・古川高
~約1.5km・・古川第一小・第三小・第五小・不動堂小
大崎中央高・古川工業高
こうしてみると、「毎日歩くのは躊躇するなぁ」というところでも、「イベント時なら歩いてもいいかも」という距離の学校が結構あることがわかります。
まとめ: 「習慣」でなくても「経験」として歩くことを取り入れてはどうか。
一般の方も、「駅から目的地まで歩く」ことを健康のためにやってみては?
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