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快速しれとこ摩周号◆ヘッドマーク事典(2024-03)

さ行
快速しれとこ摩周号ヘッドマーク
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快速しれとこ摩周号の簡単な解説

◆ 網走~釧路を釧網本線経由で結ぶ快速列車だったが、2024年3月改正で普通列車に格下げされて愛称だけは残った形だ。そしてH100型DECMOが導入されてヘッドマークもこのタイミングで終わりを迎えた。

2018年3月17日ダイヤ改正からこの「しれとこ摩周」という名前で運転されるようになったが、それまではシンプルに快速しれとこ号だった。この愛称変更の理由だが、2017年に「阿寒国立公園」が「阿寒摩周国立公園」に名称変更されたことをうけて、列車名に「摩周」を含めてほしいという要望が出されていたためだが、さすがに世界遺産である知床の名を消すことはあり得ず、二つの名称を合わせた名称として定着した。

なお、釧網本線のもう一つの観光の目玉である流氷をアピールするために「流氷物語」号という観光列車も2月を中心に設定される。

快速しれとこ摩周号のヘッドマーク

愛称が変更されたことがトレインマークの廃止につながらないか心配されたが、幸いなことに新しいデザインでのヘッドマークが6年間にわたり掲げられた。

快速しれとこ摩周号ヘッドマーク

快速しれとこ摩周号ヘッドマーク

快速しれとこ号時代から引き継いでオジロワシが飛んでいる姿が描かれているが、角度は少々異なっていることから単なるデザインの移植ではないことがわかる。

描かれているデザインについて、まず背景に見えるのは斜里岳であり、その向こうに白く見えるのは知床の山々だろう。そして左の湖は新たに愛称に付け加えられた「摩周湖」、左下の部分は神の子池だ。倒木が腐らずに沈んでいる透き通った水が美しい池の雰囲気を見事に描写している。

(※ デザインの詳細はJR北海道の担当者様よりご回答いただきました。この場をお借りして感謝いたします。)

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