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お座敷客車・浪漫号のプチ・ストーリー
◆JR東日本・長野支社のお座敷客車タイプのジョイフルトレインで、1995年11月17日のデビューから12年目の2007年3月まで活躍した。長野支社のお座敷客車と言えば12系の白樺号があったが、老朽化、設備の陳腐化が目立つようになってきたということで、バトンタッチできる列車として登場した。
新しい魅力の実現、楽しむために乗る列車というコンセプトを打ち立て、非日常的な気分になれる列車を目指した列車と言われている。方向性としては近年に多く見られる観光列車たちのそれと近いものがある。
お座敷客車・浪漫号のトレインマーク
この客車には両端部に横長タイプのテールマークがついているが、ここではボディーに大きく描かれているシンボル・サインをご紹介する。
「クラシック・エレガンスの世界」をイメージさせることを意図して、中央に「優しさ」「雅」「エレガンス」「格調高さ」などの意味を込めたローズレッドの女性(令嬢)のシルエットを配置。日傘を持たせているのは「お出掛け=旅」というイメージを表したもの。
車両は2000年に一度リフレッシュ工事が行われ、車体塗装もブラスゴールド&ロイヤルブルーからメタリックゴールドとワインレッドに変更された。2007年に廃止された後、現在にいたるまで長野支社では485系を改造した「彩~いろどり~」号がその役割についている。
お座敷客車・浪漫号の資料
・鉄道ファン1996年2月号P.58~
皆様へのお願い~もっと事典を充実させるために~
この列車のヘッドマーク・ロゴマーク類のデザインに関するさらなる情報を調査しています。
また、将来的には 浪漫号のトレイン・サボなども存在が確認出来たらご紹介する計画なので気長にお待ちいただければ幸いです。
なお、トレースを精密に行うには当然のことながら精細な画像が必要になります。このサイトは皆さんに無償で使っていただけるトレインマーク事典ですのでご協力いただけるなら皆さんの益になると確信しております。情報をご提供いただける方を募集しています。