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きのくにシーサイド号◆ロゴマーク事典

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⇒ きのくにシーサイド号のデータファイル

きのくにシーサイド号のプチ・ストーリー

◆ 天王寺・和歌山~白浜などで運転されたきのくにシーサイド号。快速列車だったり、多くの駅を通過運転しながらあくまでも普通列車扱いだったりしたようだ。この「きのくにシーサイド」という名称は列車名でもあり、ジョイフルトレインの愛称でもある。1999年4月29日から和歌山県で開催された「南紀熊野体験博」に合わせて登場し、「さよならきのくにシーサイド号」として運転した2007年8月26日に運用離脱し、廃車は11月5日付けだった。

萩長門ブルーライナー

萩長門ブルーライナーとしての運転時。

専用機関車として、DE10 1152があてがわれていた。この機関車も含め、全体の車体塗装は「南紀」をイメージしたオレンジ・ブルー・グレーを組み合わせ、そこに白色の帯をアクセントに加えていたことにより、安定感が増し、引き締まった印象になった。

客車は4両編成で12系客車が基本で、その座席は4人ボックス席だがかつて381系で使用されていたグリーン車の座席を使用した快適なものだった。また、2号車のオハ25は寝台客車を改造した車両であり、窓が屋根側まで設けられた展望車両として異彩を放っていた。

機関車は常時、天王寺側でなく白浜側に取り付けられ、基本的に機回しなどは行われなかった。それはつまり、嵯峨野トロッコ号やくしろ湿原ノロッコ号と同じように最後尾にあたる客車に運転台が設けられていて、プッシュ運転をしていたからである。

車両は、列車名としての「きのくにシーサイド」号に加え、「萩・長門ブルーライナー」などにも使用されることがあったのだが、8年での引退というのは非常に短く、惜しまれる。

きのくにシーサイド号のロゴマーク

きのくにシーサイド号ロゴマーク

きのくにシーサイド号ロゴマーク

 

牽引機であるDE10にもヘッドマークがついていたが、当初のマークは金属板に型抜きしただけの無塗装のものだった。それで、車両のボディーサイドに描かれたものの方が美しくハイクオリティなので、ここではそちらをご紹介する。

後に自然木を水平カットした板のヘッドマークが用意されたが、木目のトレースは不自然なので、ご紹介のためのご用意をする予定はない。

 

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