⇒ 四国まんなか千年ものがたり号のデータファイルはこちら
四国まんなか千年ものがたり号のトレインマーク
キハ185系の先頭車両・貫通扉にあったヘッドマーク表示窓は埋められ、平坦になったちょうどその部分にシンボル・ロゴマークが設置された。
描かれている大木のモデルは讃岐財田駅前にあるタブノキが一つ。何と樹齢700年を超える。その他、善通寺のクスノキ、祖谷の鉾杉のイメージも含んでいるという。JR四国社員の松岡哲也さんが古民家的な雰囲気を意識してデザインしたという車両にもよくマッチしている。
このデザインが大小さまざま、色もさまざま、車体の各所に配されていて、特に乗降口あたりに大きく配されているものはとてもダイナミックで面白い。
HM事典 ⇒【伊予灘ものがたり】
⇒【志国土佐時代の夜明けのものがたり】
四国まんなか千年ものがたり号のプチ・ストーリー
観光列車「四国まんなか千年ものがたり」号は、2017年4月1日にデビューするJR四国のジョイフルトレイン。車両はキハ185系の3両編成。アイランドエクスプレスⅡを1両減車して転用した中間車両(キロ186‐4⇒キロ186-1002)を含んでいる。おもに土讃線区間にあたる、香川県の多度津・琴平と徳島県の大歩危の区間を走る。
※前後の車両の車番は、キロ185-1001(改造前キハ185-14)とキロ185-1003(改造前キハ185-3102)である。
四国山地を横断するこの区間は、四国のまんなかあたりに達し、祖谷山などの渓谷美を堪能しつつ、香川・徳島の地元食材にこだわった印象に残るお料理を楽しめる、和の風情を演出する列車。大歩危と言えばかずら橋や温泉などでも知られる。
土日祝日に加え、月曜、金曜にも運転する基本計画のようだ。午前の下り列車は「そらの郷紀行」 、午後の上り列車は「しあわせの郷紀行」という列車愛称となる。