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リゾートしらかみ号のプチ・ストーリー
◆リゾートしらかみ号◆ 秋田~弘前・青森を風光明媚な五能線経由で結ぶ臨時快速列車として現在も運転されている。
東北地方有数の景観美を誇る海岸路線地帯であり、特に東能代以北の五能線では眼下に迫る海の景色を楽しむことが出来る。高波・強風の影響を受けやすい路線である分、非日常的景色を楽しめるので各種観光を目的とした人々が利用者の大半を占める。
また、青池編成とそれに続く橅編成がHB-E300系の4両編成という新システムのハイブリッド型車両を投入して注目を集めている。同形式は長野支社のリゾートビューふるさと号にまず導入されたが2両編成であり、中間車両を2両組み込んでいる点でリゾートしらかみの方が壮観である。
画像提供:歩王のれっつらご~
◆リゾートしらかみ号のトレインマーク
リゾートしらかみ号には3種類の編成、「青池」・「橅」・「くまげら」というバリエーションがあって、以前はいずれも国鉄型気動車であるキハ48型の改造車による編成だった。同様の改造車両は多く、陸羽東線の快速リゾートみのり、八戸線の快速うみねこ他が存在する。
しかし、「青池」・「橅」編成にはHB-E300系という新システムのハイブリッド型車両を投入し、一新された。ちなみに、以前「青池」編成として活躍していた車両は「クルージングトレイン」として団体列車など波動輸送に活躍するようになり、同様に「橅」編成もあきたクルーズ号として秋田港に寄港するクルーズ船のアクセスを中心とした第二の人生を歩んでいる。
◆リゾートしらかみ号青池編成の画像
・画像提供:歩王様・K-office様 (無断使用厳禁)
いずれの画像も青森駅に停車中の姿をとらえたものだが、新型のHB-E300系のものだ。
風光明媚な人気路線だけに、新型車を投入してでも自然の 観光資源をPRしたいところなのだろう。ボディーサイドには「REZORT HYBRID」と、車両のセールスポイントがかなり大きく描き出されている。
◆リゾートしらかみ号くまげら編成の画像
青池・橅の両編成がキハ48形からHB-E300系に変更されて、キハ48最後の牙城となったくまげら編成。
今でも、近い形状の先頭車両を採用している列車として陸羽東線のリゾートみのりや八戸線のリゾートうみねこ等が残っているが、新型車両に押され気味になってきた。しかし、実際に乗車してみると団体様向けのボックス席、リクライニング席とも、快速列車としてはかなりハイレベルな乗り心地であることが実感できる。
また、全面展望と海側の眺望を楽しめるフリースペースも五能線の魅力を堪能するうえで大いに役立っている。
皆様へのお願い~もっと事典を充実させるために~
この列車のヘッドマーク・ロゴマーク類のデザインに関するさらなる情報を調査しています。
また、将来的には 号のトレイン・サボなども存在が確認出来たらご紹介する計画なので気長にお待ちいただければ幸いです。
なお、トレースを精密に行うには当然のことながら精細な画像が必要になります。このサイトは皆さんに無償で使っていただけるトレインマーク事典ですのでご協力いただけるなら皆さんの益になると確信しております。情報をご提供いただける方を募集しています。