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急行彩雲号◆ヘッドマーク事典

急行彩雲号のサボ
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急行彩雲号のプチ・ストーリー

◆大阪~長野を結ぶ不定期急行として走っていた急行彩雲。
1967年10月1日に設定され、翌1968年10月1日改正で愛称が消滅したわずか1年だけの急行である。とはいえ列車そのものは急行ちくまに愛称統合されたのであり、その後も長い間存続し2000年3月改正で定期列車の急行ちくま号が 廃止されるまで共に臨時列車として存続し続けた。

この列車のルーツをたどるととても興味深い列車にたどり着く。その昔、大阪~日光を、東海道本線・中央西線・篠ノ井線・信越本線・両毛線・東北本線・日光線を経由して走っていた準急「信越・日光観光団体列車」というミステリー列車のような列車があったがその列車の一部区間が残ったものだった。この複雑な経路の中から大阪~長野間のみがそのままのスジで残ったため、上り列車は昼行で下り列車は夜行列車という不規則な形態となった。一見不思議な形ではあるが実は1編成で上りも下りもまかなうことができるという点で非常に効率的なものであり、廃止されるまでこの形で運転された。末期には数少ない165系運用でファンからの人気が高く、注目を集めていた。

急行彩雲号のヘッドマーク

急行彩雲号のヘッドマーク・ロゴマーク類のデザイン、存在したかどうかなどを調査中だが、現時点では 詳細は確認できていない。今後存在を確認できてトレースが可能であればデザインデータを制作し、ここにてご紹介したいと思う。

急行彩雲号のサボ

その一方で、急行彩雲号のサボの写真は幸いにも入手することが出来た。「雲」の形が独特で非常に興味をそそられる。部首・あめかんむりの形に見られる個性という点では特急雷鳥号のヘッドマークが有名だが、この彩雲号のサボの文字もなかなか印象深いものといえるだろう。

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