広島シティネットワークのプチ・ストーリー
◆広島シティネットワークは、JR西日本の広島都市圏・在来線に付した愛称で、2002年10月5日ダイヤ改正から使用されている。しかし、国鉄型車両の溜り場と揶揄されてきたことや速達列車の設定が限定的だったように、都市型のネットワークというにはなかなか物足りない状況が続いてきた。
転機となったのは2015年3月14日のダイヤ改正。RED WINGの愛称を与えられた新型車両227系を投入し、イメージの一新を図ったことに加え、それを示すロゴマークも設定された。
広島地区において、過去にはひろしまCITY電車という列車が走っていたこともあったが、それは国鉄時代の1982年からのものであり、現在の都市型交通を構築する礎にはなったと思われるが直接的な関係はあまりない。
広島シティネットワークのロゴマーク
なんとなく「広島東洋カープ」を意識したのかと思わせる、赤い「C」の中に5本のラインカラーが示されたロゴマークとなっており、その右側に「JR CITY NETWORK HIROSHIMA」と表記されている。
ラインカラーは上から順に、
ブルー: 可部線方面 広島~あき亀山
グリーン: 山陽本線 広島~白市
イエロー: 呉線方面 広島~広
レッド: 山陽本線 広島~岩国
パープル: 芸備線 広島~狩留家(かるが)
の、広島駅を中心とした5つの方向を示している。
皆様へのお願い~もっと事典を充実させるために~
この列車のヘッドマーク・ロゴマーク類のデザインに関するさらなる情報を調査しています。
また、将来的には シティネットワーク広島のトレイン・サボなども存在が確認出来たらご紹介する計画なので気長にお待ちいただければ幸いです。
なお、トレースを精密に行うには当然のことながら精細な画像が必要になります。このサイトは皆さんに無償で使っていただけるトレインマーク事典ですのでご協力いただけるなら皆さんの益になると確信しております。情報をご提供いただける方を募集しています。