【愛称別トレインデータ館】へはこちらから

臨時特急ふるさと号◆ヘッドマーク事典

ひ~ほ
583系特急ふるさと号ヘッドマーク
スポンサーリンク

⇒ 臨時特急ふるさと号のデータファイルはこちら

臨時特急ふるさと号のプチ・ストーリー

◆ 上野(下り)・大宮(上り)~青森を結ぶ臨時特急として、東北新幹線(大宮~盛岡)開業後の1982年に登場した臨時特急ふるさと号。それまで同区間を走っていた特急はつかり号が、盛岡以南を東北新幹線に移行されたものの、大宮・盛岡で乗り換えしなければならない煩わしさを解消するため、多客期のみではあるが、この臨時特急ふるさと号が設定された。

余談だが、上り列車が大宮止まりである理由は、折り返しで運用に就く寝台特急はくつる3号の寝台のセット時間を確保するためだ。尾久で作業する客車とは異なり、583系は東大宮操車場で車両整備を行うため、そのような形態になったという。

◆臨時特急ふるさと号のトレインマーク

583系を使用した編成は、新幹線開業前の特急はつかり号を彷彿とさせた。グリーン車のサロ、食堂車のサシを含む13両フル編成は全盛期の国鉄特急そのものの姿を残していたものの、わずか3年目で消滅となってしまった。それはちょうど東北新幹線上野開業を控えた頃のことだった。

583系特急ふるさと号ヘッドマーク

大宮・盛岡という2度の乗り換えを経て上野~青森県を行くのは煩わしくても、盛岡の1度だけならまあいいかということだったのかもしれない。もっとも、それが乗客の意向だったのか国鉄側の意向だったのかはよくわからない。

保存

タイトルとURLをコピーしました