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SL冬の湿原号のプチ・ストーリー
◆ 釧路~標茶を結ぶSL列車で、C11-171を使用する釧網本線の臨時列車として2000年1月8日からJR北海道が運行している。過去には川湯温泉まで運行されていた時期もある。カフェカーである2号車は旧型客車のスハシ44。その他は14系で構成される5両編成である。1月末から3月初めにかけての限られた日数の運転であるため、乗車できるチャンスは限られている。関心があるなら早めに計画してチケットを取っておきたい列車だ。
なお、かつて北海道各地で設定されていたSL列車は保安設備
興味深い点として、標茶駅には転車台がない関係で釧路行きの列車はSLが逆向き運転となる。こればかりは好みの問題だが、一般的なSLらしさを感じたいのであれば標茶行きに乗られることをお勧めしたい。
SL冬の湿原号のトレインマーク
SL冬の湿原号が走る釧網本線は有名な釧路湿原を体感できる素晴らしい路線だ。タンチョウヅルが多く生息することでも知られていて、ヘッドマークのデザインはその丹頂鶴である。
(画像をクリックするとHM高画質保管室にリンク)
【HM登場】2000年1月8日
【HM引退】現役
同じ釧路駅発着の特急おおぞら号では現在は飛んでいる姿を横からとらえた構図、過去には立ち姿と小さめの飛んでいる姿だったが、こちらのSLでは羽を大きく広げた姿を見上げた様な構図になっている。鳥を描いたヘッドマークは数多くあるがこのような角度は珍しいように思う。
かつてはC11-207号機(現:SL大樹牽引機)も使用されていて、ヘッドマークは、「C11 171」と「C11 207」のいずれかが入った2種が牽引機に合わせて用意されていた。ただし、番号の下に「SINCE 2000」の文字が入るのはC11-171用のみ。
ヘッドマーク実物写真のご紹介
※画像提供:うどん県の匿名希望様
こうして15周年の記念HMが用意されたが、10周年の時にも同様だった。
さて、この冬は20周年。どんなマークが用意されるのだろうか。
皆様へのお願い~もっと事典を充実させるために~
この列車のヘッドマーク・ロゴマーク類のデザインに関するさらなる情報を調査しています。
また、将来的には SL冬の湿原号のトレイン・サボなども存在が確認出来たらご紹介する計画なので気長にお待ちいただければ幸いです。
なお、トレースを精密に行うには当然のことながら精細な画像が必要になります。このサイトは皆さんに無償で使っていただけるトレインマーク事典ですのでご協力いただけるなら皆さんの益になると確信しております。情報をご提供いただける方を募集しています。