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(快速)ふらの・びえい号のプチ・ストーリー
◆ 旭川~富良野を結ぶ臨時快速列車としてラベンダー観光の最盛期のみ運転する列車。その時期に高い人気であふれかえってしまう富良野・美瑛ノロッコ号の補完的な役割を担って2018年から活躍している。キハ183系3両編成ですべて自由席の設定である。
種別の部分を(快速)としたのは、2018年こそ快速だったものの2019年には普通で運転したからだ。それもそのはず、富良野・美瑛ノロッコ号と比較してもはるかに長い所要時間なのである。
クリスタルエクスプレスの車両が2019年で引退となり、今後のラベンダー観光にどんな臨時列車運用が見られるのかはまだわからない。特急フラノラベンダーエクスプレスがキハ261系5000番代などで設定される可能性が高そうだが、場合によってはこの列車が並行して存在することになるのか消滅となるのか、今後が注目だ。
ふらの・びえい号のトレインマーク
ラベンダーの最盛期に運転する列車らしく、左下の隅にラベンダーが描かれている。背景にはいくつかの色で起伏の激しい地形が描かれている。実際この辺りは、様々な花畑、ひまわり畑、豆畑、麦畑など、ラベンダーに限らない彩りを見ることができる。
背後に見える山は、おそらく噴煙を上げている十勝岳であろう。
快速」の文字が入っていたときはバランス配分のため「ふらの」と「びえい」の各文字列を左右にずらしてあったが、普通扱いではそろえられている。また、背景の空の部分の広さが大きく異なっている。