するがシャトル号のプチ・ストーリー
1984年2月1日ダイヤ改正において、短編成で運転頻度の高い列車として静岡地区(島田~興津)に登場した「するがシャトル」。当初は15分間隔、後に10分間隔で運転する都市型運転パターンを取り入れた。先にに広島地区で登場した「ひろしまCITY電車」に倣う形で各地に広がっていたものの一つだ。
当初使用されたのは111系と113系。さらに1986年11月改正で車両不足を補うために飯田線用だった119系を投入した。ただ、高速走行向きではない119系の使用は少々無理があったようだ。1988年には運転範囲がさらに東に広がり、興津から富士まで延長され、車両は身延線・御殿場線・中央本線などから115系を転入させ、さらに後には211系などを投入してようやく119系を運用から外して飯田線に戻した。
するがシャトル号のヘッドマーク
そんなするがシャトルのヘッドマークは、当初の111系・113系に使用されたものの、専用塗装が施された119系以降は姿を消したと思われる。
(画像をクリックするとHM高画質保管室にリンク)
山のようなデザインは、やっぱり静岡県民の誇り、富士山のデザイン。そのデザインコンセプトは119系に施された専用塗装の全面部分に生かされ、方向幕のワンポイントとしても活用されたようだ。
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この列車のヘッドマーク・ロゴマーク類のデザインに関するさらなる情報を調査しています。
また、将来的には するがシャトル号のトレイン・サボなども存在が確認出来たらご紹介する計画なので気長にお待ちいただければ幸いです。
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