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新幹線リレー号(東北・上越)◆ヘッドマーク事典

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新幹線リレー号のプチ・ストーリー

◆東北新幹線が開業した1982年6月23日から、未開業区間であった上野~大宮間をリレーする目的で設定された列車が新幹線リレー号。新幹線リレー号

2016年3月改正で登場したはこだてライナーが、今ではもっとも近いタイプの列車だろうか。とはいうものの、新幹線の乗客のみを対象にした専用列車というとなかなか同様の列車は見当たらない。というのも、未開業区間が首都圏側である例が他に見当たらないからだ。

◆新幹線リレー号のトレインマーク

185系200番代を使用して設定されていた新幹線リレー号の前面表示は、イラスト・トレインマークなどの装飾ではなく、目的を端的に伝えるシンプルなものだった。

新幹線リレー号ヘッドマーク

(画像をクリックするとHM高画質保管室にリンク)
【HM登場】1982年6月23日
【HM引退】1985年3月13日
(翌日東北新幹線上野開業)
【HM使用期間】2年8カ月

とはいえ、最下部のオレンジの帯に新幹線連絡専用と書かれている部分は、文字を読まなくともこの列車であることを利用者に印象付けたであろうと思うし、視覚的列車区別を容易にするものになったと思われる。

ちなみに、この頃に同じ185系200番代を用いて運転されていた列車としては、特急あかぎ特急白根特急谷川などがあり、中でも特急あかぎ号はヘッドマークこそ何度かの変更を受けたものの、30年以上にわたって同じ車両で活躍し続けた。

◆新幹線リレー号と185系

新幹線リレー号として活躍していた当時は185系200番代はグリーンの帯塗装だった。特急踊り子号に使用された0番代は斜め3本のストライプを採用してかなり攻めたデザインになっていたがこちらはオーソドックスな水平ラインということで、「斬新な0番代」「正統派の200番代」というような印象を述べる人もいた。新幹線リレー号と115系

列車は上野~大宮を25,6分で結び、新幹線利用者だけが利用できる運転形態となっていた。現在の同区間が速度制限があるため20分ほどの所要時間であり、乗り換えの手間を考慮しない「実質走行時間」だけで考えると思ったほど大きな差ではなかったようだ。

また、グリーン車は普通車扱いで、高齢者・身体障がい者・乳幼児連れの女性と、新幹線のグリーン券を所持している乗客の優先席とされ、シルバーカーと呼ばれていた。

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