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急行出島号◆ヘッドマーク事典

た行
急行出島号ヘッドマーク
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急行出島号のプチ・ストーリー

◆ 小倉・博多~長崎を結ぶ急行として、山陽新幹線全線開業の1975年3月ダイヤ改正にあわせて登場したのが急行としての2代目急行出島号である。この時、長崎本線の急行列車の名称統一が図られて採用されたのが「出島」であり、この愛称はその前に広島県の「呉」と長崎・佐世保を結ぶ急行として12年弱活躍し、途切れることなく愛称が引き継がれた。言うまでもないが、出島とは江戸時代に唯一鎖国の対象でなかったオランダとの貿易の窓口になっていた所の名称から採られた愛称だ。

長崎本線の電化開業が遅れていたためキハ58系気動車を使用して運転され、その大半は佐世保発着の急行弓張号と併結運転していた。ちなみに、1975年に愛称統一が図られるまでは急行いなさ号がメインで、他に急行西九州・急行ちくご(その後も継続)などがあった。

1982年11月ダイヤ改正ですべて特急かもめ号に格上げとなり、同じく特急みどり号に格上げされた弓張号とともに廃止された。

急行出島号のヘッドマーク

急行出島号のヘッドマーク

準急出島号のヘッドマーク

 

急行出島号のヘッドマークとしてネット上で見られるのはリバイバル運転の時のものばかり。過去の雑誌資料などで調べた結果、1962年の写真とともに準急「出島」号として、このマークを掲げたものを発見した。

もう一つ、ここまで得られている情報としてご紹介したいのは、1963年6月1日から1964年3月9日まで活躍した急行としての初代の一年目のこと。急行べっぷ号と併結していた際に「出島・べっぷ」というヘッドマークが存在したらしい。

皆様へのお願い~もっと事典を充実させるために~

この列車のヘッドマーク・ロゴマーク類のデザインに関するさらなる情報を調査しています。

また、将来的には 急行出島号のトレイン・サボなども存在が確認出来たらご紹介する計画なので気長にお待ちいただければ幸いです。

なお、トレースを精密に行うには当然のことながら精細な画像が必要になります。このサイトは皆さんに無償で使っていただけるトレインマーク事典ですのでご協力いただけるなら皆さんの益になると確信しております。情報をご提供いただける方を募集しています。

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