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快速東海ライナーのプチ・ストーリー
◆ 浜松・豊橋~名古屋・大垣を結んで運転されていた快速列車。それまでの主力だった153系を置き換えて117系を投入。関西地区に「シティーライナー」として投入された1979年から遅れること3年、1982年5月から「東海ライナー」という愛称とイラストヘッドマークを与えられて本格的に活躍を開始した。
とはいえ、シティライナーと同様にその愛称は通称のようで、時刻表への記載などは見られなかったようだ。1989年3月のダイヤ改正において東海地区に「新快速」が新規設定されるに際し、マークのイラストは姿を消したと思われる。
※画像提供:Teru-t2様(無断使用お断り)
東海地区における117系車両はオレンジ色の帯という印象が残っている方が多いかと思うが帯色変更は1989年以降のようで、オレンジ帯での東海ライナーHMは全くなかったか、あるいはあったとしてもごく短い期間だったに違いない。
快速東海ライナーのトレインマーク
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【HM登場】1982年5月
【HM引退】1989年3月
【HM使用期間】6年10か月
まるで「快速」の文字が右から左へと走っているかのような、水平ラインが所々に流れている。関西地区の117系は黄色と茶色でデザインされたマークだったが、まったく違ったイメージで描かれ、独自のカラーを打ち出していた。
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この列車のヘッドマーク・ロゴマーク類のデザインに関するさらなる情報を調査しています。
また、将来的には 快速東海ライナー号のトレイン・サボなども存在が確認出来たらご紹介する計画なので気長にお待ちいただければ幸いです。
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