新快速(東海地区)のプチ・ストーリー
◆豊橋~大垣を中心に活躍する名古屋近郊の通勤列車の速達列車として、関西に続いて設定された1989年3月11日以来四半世紀以上になる。現在では特別快速という種別が新たに設定されたため同区間の「最速達列車」ではなくなった。
並行する名古屋鉄道とは常にライバル関係にある。
新快速(東海地区)のトレインマーク
このオレンジラインのマークは設定当初、117系時代のもの。東海ライナーとしてすでに1982年以降投入されていた車両ではあったが、都市近郊電車としてのダイヤ整備が遅れていた名古屋近郊において、名古屋鉄道に対抗できるくらいに次々と運転される列車ダイヤ設定とするために、車両の大幅な組み換えと新製が行なわれ、新快速誕生の地盤づくりに寄与した。国鉄時代から引き継がれた感のあるこのフォントは関東地区の快速アクティーにも見られるもので、逆に新快速を先に名乗っていた関西地区の新快速とは異なっている点が少し興味深い。
(画像をクリックするとHM高画質保管室にリンク)
その117系は現在、名古屋港近くにある「リニア・鉄道館」において屋外展示され、食事スペースとして活用されている。
やがて、211系、311系などに役割を譲っていき、現在では313系だけがその役割を担うようになっている。313系においても当初はLED表示器ではなく幕式の種別表示が標準だったので初期には見ることができた。
皆様へのお願い~もっと事典を充実させるために~
この列車のヘッドマーク・ロゴマーク類のデザインに関するさらなる情報を調査しています。
また、将来的には 号のトレイン・サボなども存在が確認出来たらご紹介する計画なので気長にお待ちいただければ幸いです。
なお、トレースを精密に行うには当然のことながら精細な画像が必要になります。このサイトは皆さんに無償で使っていただけるトレインマーク事典ですのでご協力いただけるなら皆さんの益になると確信しております。情報をご提供いただける方を募集しています。