快速マリンライナー(北海道)のプチ・ストーリー
◆ 1988年3月13日改正で登場し、小樽~札幌・千歳空港を結ぶ列車として10年以上活躍した。赤電の愛称で知られる711系、また721系の両端の貫通扉の部分に変則的6角形のヘッドマークを取り付けるスタイルは当時の札幌近郊快速列車のスタンダードスタイル。2000年3月ダイヤ改正において、快速エアポートや快速いしかりライナーなどに役割を譲った。
快速マリンライナー(北海道)のトレインマーク
北海道の旧メインルートである函館本線の山線(長万部~倶知安~小樽~札幌)は風光明媚な路線ではあるものの、表定速度を高く設定できない地形・路線状態のため、特急北海や急行ニセコといった優等列車が相次いで姿を消す状況にあった。
それでも、港湾都市として知られる小樽は有名な観光名所であると同時に北海道の海の玄関口のひとつであり、その小樽と道庁・札幌を結ぶ列車は引き続き求められていた。そこで登場したのがこのマリンライナーである。
同名である本四連絡のマリンライナーよりもこちらの方が約1か月早い登場であるが、ほぼ同時と言っていいほどのタイミングなのでしばらく共存した。残念ながら北海道の方が先に姿を消したが、本四連絡のマリンライナーは現役の列車である。
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この列車のヘッドマーク・ロゴマーク類のデザインに関するさらなる情報を調査しています。
また、将来的には 号のトレイン・サボなども存在が確認出来たらご紹介する計画なので気長にお待ちいただければ幸いです。
なお、トレースを精密に行うには当然のことながら精細な画像が必要になります。このサイトは皆さんに無償で使っていただけるトレインマーク事典ですのでご協力いただけるなら皆さんの益になると確信しております。情報をご提供いただける方を募集しています。