説明不要なほど有名な「青春18きっぷ」
JRの普通列車・快速列車が乗り降り自由で5日間有効の切符、青春18きっぷ。同じ行程なら5人で使ったりすることができたり、2日使った後、別の日に他の人が使えるようにシェアするといった使い方をする人もいる。とにかく使い道がいろいろある。
時代をさかのぼると、現在のような「1枚のチケットにスタンプを押す」タイプではなく「5枚つづり」になっていた時代もあった。その頃は今よりもっと裏技的な使い方として、「同じ日に5人がバラバラの日帰り旅行をする」ことができたのだ。まさに「超」をいくつも接頭語に付けたくなるほど乗り得な切符だったと言える。
※画像は過渡期の希少なもの。JR西日本で発行したものでありながら背景の模様は国鉄仕様。
「青春18きっぷ」のロゴマーク
初期の青春18きっぷのポスターにはこのロゴマークが使われていた。「線路の向こうに何が待っているんだろう?」というような雰囲気がある、シンプルながら素敵なロゴマークだ。
5枚つづりの切符の表紙には赤一色のロゴマークが使用されていたので合わせてご紹介する。この切符が最初に「青春18のびのびきっぷ」という名前で登場した時から、表紙の左寄りに大きく描かれていたものだ。ちなみに、当初の価格は8000円。しかも1枚目は2日間有効(合計6日間)というものだった。
またオンシーズンになると、このきっぷを握りしめて旅に出る人たちが大勢ホーム上をにぎわすのかもしれない。もっとも、このロゴマークが描かれているわけではないが・・・・。
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