227系岡山エリア「Urara」の簡単な解説
広島エリア、和歌山エリアに続いて227系が導入される3つ目のエリアとなる岡山・備後エリア。ここでは公募によって決まった愛称Urara（うららと読む）を前面に押し出している。シャープな印象の広島エリア「RED WING」とは好対照だ。227系500番代を名乗り、2023年7月22日（土）から営業運転開始となる。2両編成8本の全16両でのスタートとなる。それに伴って117系が定期運用を外れることも添えておきたい。
Uraraのコンセプトは「豊穏の彩（ほうおんのいろどり）」ということで、豊かさと穏やかさをイメージし「晴れの国おかやま」と呼ばれる通りの温かい雰囲気を具現化したデザインとなっている。Uraraという愛称の基となる「麗ら（か）」には「空が晴れて、日が柔らかくのどかに照っているさま」という意味があるという。
227系岡山エリア「Urara」のヘッドマーク
末期色から一転して地域色を打ち出した素敵なカラーをまとうことになった新製車両227系。愛称もUrara（うらら）と決まり、ロゴマークが掲げられるようになる。プレート状のものではないが車両デザインの一部となるラッピング形式のヘッドマークが親しみを感じさせるだろう。
親しみやすさと柔らかさを感じる文字フォントが特徴。その上の部分は揺らぐ陽光を思わせるデザインになっている。
227系Urara（うらら）のヘッドサイン
先頭部の貫通扉、窓下あたりにこのヘッドサインが掲げられる。シンプルでありつつ温かみがあってすぐになじむに違いない。この温かみはかつての117系サンライナーでも感じられた要素で、色合いそのものは同一でなくても「地域性」が現れているように思う。
227系Urara（うらら）のロゴマーク
こちらは公式に発表されたロゴマーク。このまま車両に使われるのかどうかはまだはっきりしない。ヘッドサインと異なり形式名も入っている。「OKAYAMA Model 227 series」という文字列だ。
