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普通列車うみねこ号のプチ・ストーリー
東北新幹線の八戸開業に合わせて簡易なリゾート列車として八戸線にデビューしたのがこの「うみねこ号」。非冷房車のままだったことや外観上の大きな改造は見られなかったことから、どちらかと言えば注目を集める存在にはならなかったようだが、リクライニングシートを採用してゆったりくつろぎながら三陸沖の海を眺める壮大な眺望そのものが一番のセールスポイントだっただろう。
同じころにデビューした数々の東北リゾートトレインたちにはリゾートしらかみ・きらきらみちのくなどがあったが、2011年からはきらきらみちのくをリメイクしたリゾートうみねこ号が登場し、「うみねこ号」の愛称を明け渡し、ヘッドマークやサイドのサインが取り除かれて余生を送った。車両は「うみねこだった車両」と呼ぶ人もいたが、大半はキハ48リクライニング車と呼ぶようになったらしい。2017年11月に廃車解体となっている。
うみねこ号のトレインマーク
非常にシンプルではあるが、はっきりわかる仕方でうみねこの絵が描かれている。車両が真っ赤なフロントフェイスなので、このブルー系の背景に白や黄色の配色で配置されたマークはよく映える。
(画像をクリックするとHM高画質保管室にリンク)
【HM登場】2002年12月1日
【HM引退】2011年春頃?
【HM使用期間】8年くらい?
この「うみねこ号」という愛称は八戸界隈でずいぶん長く使用されているという。このページで紹介している列車の前には東北本線で完結する快速列車として701系電車の快速うみねこ号が走っていたり、その前にはやはり八戸線と盛岡を結ぶ気動車快速だったこともあったようだ。
皆様へのお願い~もっと事典を充実させるために~
この列車のヘッドマーク・ロゴマーク類のデザインに関するさらなる情報を調査しています。
また、将来的には うみねこ号のトレイン・サボなども存在が確認出来たらご紹介する計画なので気長にお待ちいただければ幸いです。
なお、トレースを精密に行うには当然のことながら精細な画像が必要になります。このサイトは皆さんに無償で使っていただけるトレインマーク事典ですのでご協力いただけるなら皆さんの益になると確信しております。情報をご提供いただける方を募集しています。