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はんわライナーのプチ・ストーリー
◆ 大阪・ミナミの天王寺から和歌山方面に向かう阪和線では、国鉄時代の1984年9月から近畿圏第一号のホームライナーとして「ホームライナーいずみ」が運転されていた。ただその運転区間は天王寺~日根野ということでやや短め、どちらかというと日根野電車区がある日根野まで、回送列車を客扱いしただけのような形で設定されていた。
しかし需要が確認できたその後の1986年11月に日根野から先の運行区間延長となり、天王寺~和歌山を結ぶ「はんわライナー」となって再デビューした。ピーク期には、朝の天王寺行3本・夜の和歌山行6本が運行され、近畿圏では最大勢力のライナーとなった。しかしやがて、特急格上げのような形でライナーが減便され、2011年3月12日のダイヤ改正をもって全列車が廃止となった。なお、ライナー列車の多くにありがちな「土・休日運休」という形ではなく、毎日運転していた。
はんわライナーのヘッドマーク
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【HM登場】1986年11月1日
【HM引退】2011年3月11日
何を表しているデザインかはイマイチよくわからないが、阪和線で381系を使用する列車といえば特急くろしお中心でヘッドマークのベースカラーは水色、全体的に見ても青系であり、それと明確に区別することのできる配色である。ちなみに、同じ381系のライナーであるやまとじライナーはグリーン系のヘッドマークデザインだった。