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【リゾート列車】伊豆クレイル(IZU CRAILE)◆ロゴマーク事典

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伊豆クレイル(IZU CRAILE)のプチ・ストーリー

◆ 小田原~伊豆急下田間を結ぶ快速のリゾート列車として2016年7月に登場した列車で、土休日を中心に運転してきた。JR東日本横浜支社公式ページでの説明によると、 IZU CRAILE(伊豆クレイル)の名称は、

Cresciuto(クレッシュート 伊語:大人、成長した)とtrain(トレイン)と
ile(イル 接尾辞:~に適した)を組み合わせた造語。「大人に適した列車」の意。
C(クール)+RAIL(レール)+E(エレガント)で「CRAILE」の表記とし、
景色と食、お酒を楽しむクールでエレガントな大人のリゾート列車で、
伊豆に来て欲しい(来てくれ~る)というメッセージを込めました。

と、解説されている。

エクステリアデザインが「柔らかさ・女性らしさ」を取り入れたものとなっている通り、特に女性を意識した構成となっており、「景色」・「食(とお酒)」・「会話」を楽しむ列車というコンセプト。自然豊かな海や山、伊豆の食材を味わいながらゆっくり行くリゾート列車として計画されている。音響にBOSEのスピーカーが設置されるなど、意外な部分でもこだわりを見せる。

伊豆クレイル(IZU CRAILE)のデザインとマーク

伊豆クレイルのヘッドマーク

伊豆クレイルのヘッドマーク

(画像をクリックするとHM高画質保管室にリンク)
【HM登場】2016年7月16日
【HM引退】2020年3月29日
(6月に予定していたラストランイベントは中止)
【HM使用期間】3年8カ月

◆ ボディーデザインそのものがこの列車としての個性だが、伊豆ゆかりの「桜」、「海風」、「さざ波」をピンクゴールドのラインで描き、エレガントな大人のリゾートを表現したとのこと。伊豆の桜と言えばやはり河津桜が思い浮かぶ。

桜をモチーフにしたデザインは数多くあるが、つぼみの部分をこれほど多用したデザインはJRの列車ではあまり印象にないので斬新な感じがした。それらをうまくあしらってリース状に仕立て上げたところがとても可愛らしく、女性向けコンセプトの列車として申し分ないと思う。

◆ IZU CRAILE(伊豆クレイル)の車両の構成。

651系車両の改造によるもので、以前は特急スーパーひたち号に使用されていた車両、また現在特急草津特急あかぎ号に使用している車両と同形式である。4両編成で、2号車がバーカウンターとラウンジの車両。1号車と3号車は旅行商品での販売、4号車のみ通常の切符での販売となる。

●1号車 海側がカウンター席で、2席に一つのテーブルとなる。山側座席は一段高い床になっており、テーブルを挟んで向かい合う対面式の座席配置となっている。シートカラーは海側カウンター席がブルー、山側はグリーン。24席。

●3号車 コンパートメント席。山側に通路を配置し、ゆったりとした2人掛けシートが枕木方向に配置され、テーブルを挟んで向かい合う形なので4人グループ向け。合計22席。各コンパートメントの入り口には季節ごとに掛けかえられる「のれん」があって、リピーターにとっても一つの楽しみとなりそうだ。シートカラーは西伊豆の夕日をイメージしてオレンジ色。余談だが、列車が走るのは東伊豆である。

●4号車 この車両だけが通常の切符で乗れる車両。快速列車だが座席指定のグリーン車となる。けっこう種車に近い座席配置で52席ある。大半が回転式リクライニングシートだが、先端2列の8席と逆の端の海側2列4席のみ、テーブルを挟んで向かい合う固定ボックスシートとなる。えきねっとでの購入は回転式リクライニングシート部分のみ可能である。

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