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快速アクティー号のプチ・ストーリー
◆ 東京~小田原・熱海を結ぶ東海道線の快速列車として長らく活躍してきたが2023年春のダイヤ改正でその歴史に終止符を打つ。
上野東京ラインの開業によって小金井・宇都宮など「宇都宮線」と直通で結ばれた列車が大半を占めるが、それでも快速アクティーを名乗るのは東京駅以南となっているようだ。古くは113系、その後長らく211系での運用が続いていたが、現在はE231系1000番台、E233系3000番台がその役割を担っている。二階建て車両の215系も運用に就いていたことがあるが、乗車定員数が多い一方で利用者の乗降にかかる時間が長くかかることから結局ニーズに合わなかったと言われており、2001年にはその任を解かれている。
E231系の画像は大宮駅で撮影したものなので正確には快速アクティーではないが、東京駅からそう呼ばれる「直通列車」。
快速アクティー号のトレインマーク
この愛称幕による表示は211系時代のもの。国鉄っぽさが色濃く残る雰囲気がたまらない。この「快速」の文字はほぼ同じ書体で東海地区の新快速のトレインマーク表示にも見られている。文字ひとつひとつの下の縁は一直線になっているが、高さは右肩下がりになっていておもしろい。
現在ではLED表示器によるサインのため、こうした味わいは楽しめなくなってしまった。
アクティーというこの名称は容易に想像できる通り、「活動的」を意味する英語からきている。
画像提供:てつぼん様
皆様へのお願い~もっと事典を充実させるために~
この列車のヘッドマーク・ロゴマーク類のデザインに関するさらなる情報を調査しています。
また、将来的には 快速アクティー号のトレイン・サボなども存在が確認出来たらご紹介する計画なので気長にお待ちいただければ幸いです。
なお、トレースを精密に行うには当然のことながら精細な画像が必要になります。このサイトは皆さんに無償で使っていただけるトレインマーク事典ですのでご協力いただけるなら皆さんの益になると確信しております。情報をご提供いただける方を募集しています。