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特急有明号◆ヘッドマーク事典

L特急有明号583系ヘッドマーク
L特急有明号583系ヘッドマーク
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特急有明号のプチ・ストーリー

◆ 2011年3月の九州新幹線鹿児島ルート全線開業までは門司港・小倉・博多など~熊本・水前寺ほかの設定だった。さらに時代をさかのぼると西鹿児島(現:鹿児島中央)行きのロングラン列車もあったが、特急つばめ号として系統分離されて短距離特急となった。使用車両は485系を基本に、特急雷鳥特急にちりんなどと共通の583系の間合い運転も行なわれていたが、その後783系、787系へと移行した。新幹線の運転時間帯外をカバーする役割もあったようだ。1990年代半ばからおもに使用されてきた車両、787系は登場したばかりの頃は「これはなんという骸骨みたいな車両だ!」と、思っていたはずなのだが、不思議なものですっかり慣れてしまった。

九州新幹線の全線開通と同時に廃止になって愛称消滅というパターンが予測されていたが、予想外に10年間も生き残った。廃止直前の状況は大牟田⇒博多を結んで早朝の上り列車1本だけの設定となっており、通勤客をおもな対象としていた。

イメージ的には過去に存在した、特急東海号とよく似たポジション、同じ運命をたどりそうに思えたが、2021年3月の改正でまさにそんな終わりを迎える。

 

特急有明号のヘッドマーク

L特急有明号ボンネット型文字ヘッドマーク

L特急有明号ボンネット型文字ヘッドマーク

(画像をクリックするとHM高画質保管室にリンク)
【HM登場】1975年3月10日
【HM引退】1985年3月13日 翌日からイラスト
(とはいえ臨時その他、その後も使用されたとの情報あり)
【HM使用期間】10年

485系特急有明号・標準型ヘッドマーク

485系特急有明号・標準型ヘッドマーク

(画像をクリックするとHM高画質保管室にリンク)
【HM登場】1978年10月1日
【HM引退】1992年7月14日(REありあけに変更)
【HM使用期間】13年9か月

名前の由来は言わずと知れた有明海から。その穏やかな海面の様子がヘッドマークにも描かれている。ムツゴロウがデザインされていないあたりが、生真面目な国鉄時代の作らしいところだろうか。

このヘッドマークを見ることができなくなって久しいが、数年前までリバイバル列車なるものが頻繁に企画されて全国から鉄道ファンが集まる様子が見受けられた。国鉄特急色の485系の人気の高さをうかがい知ることができた現象だった。

また、もう一つコアなファンに注目されていたのがボンネットタイプのイラスト・マーク。面白いことに波立っている部分の配色が異なっている。

485系ボンネット型特急有明号のヘッドマーク

485系ボンネット型特急有明号のヘッドマーク

(画像をクリックするとHM高画質保管室にリンク)
【HM登場】1985年3月13日
【HM引退】1991年3月15日 と思われる(※)
【HM使用期間】10年

※ ボンネット型がこの時点で定期運用を外れ、後の代走運用では黒地に「REありあけ」と表記したボンネット型が使われたとの情報がある。

ちなみに、583系の先頭を飾ったヘッドマークについても、配色が異なっている。この中でボンネット型は遅れて登場したが、485系用と583系用は同時に登場しているので制作時期の違いというわけでもなさそうだ。担当者の気分によるのだろうか・・・。

L特急有明号583系ヘッドマーク

L特急有明号583系ヘッドマーク

◆特急有明号の485系~タイフォンカバーが独特な九州型

485系特急有明
国鉄時代には485系が九州のエル特急で広く使われていた。300番代と同類の顔だが、クモハ485形0番代または100番代、または クロ480形0番代で、短編成化の際に先頭車改造された部類のもの。タイフォンが一般的な折り蓋式ではなく固定された九州特有のタイプ。モノクロ画像の方はボンネット型の中でも少数派である、タイフォンが赤スカートに取り付けられている初期タイプのクハ481が非常に懐かしいショットだ。この車両はシールドビーム導入前の車両なのでその後に作られた多くのボンネット車両よりもHMの左右の前照灯が大きいのも特徴だ。

画像提供:Teru-t2様・てつ 様(無断使用・転載禁止)

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