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特急あずさ号・スーパーあずさ号◆ヘッドマーク事典

特急あずさ号ヘッドマーク(Lマーク付き)
特急あずさ号ヘッドマーク(Lマーク)
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特急あずさ号のプチ・ストーリー

◆ 千葉・東京・新宿~松本・南小谷を結ぶ特急あずさ号。1966年に登場して今なお走り続けている老舗特急のひとつである。特急かいじ号と同系統列車として運用。以前はL特急として運転されていた。

特急あずさ号

特急あずさ号E257

運転区間について言えば、ずっと以前から新宿発着という点で特異な存在だったが、いつごろからか東京発・千葉発などの設定も見られるようになって利便性が高まった。また、大半が松本発着の設定である中で大糸線直通の設定も細々と35年以上にわたり続けられていて一定の需要があることを見てとれる。

特急あずさ号

特急あずさ号E351

名前の由来は北アルプスのふもとを流れる、長野県を代表する川の一つ、梓川。ビジネス客だけでなく、多くの観光客、登山客、そしてスキー客などを乗せて関東と信州を結んできた。1994年12月3日改正からはE351系によるスーパーあずさ号が加わり、標準版と速達版の2タイプ構成のダイヤが組まれてきた。

特急あずさ号E353

特急あずさ号E353

かねてから早期投入が待ち望まれてきたE353系新型特急車両だが、2017/12/23、ついにデビューした。E351系スーパーあずさの一部を置き換えて4往復の運用につき、さらに2018/3/17のダイヤ改正では倍増の8往復(定期列車)に充当された。また、7/1からは特急あずさの10往復中3往復、そしてついに2019年3月には車両の統一が実施された。スーパーあずさという愛称も消滅し、再び特急あずさにまとめられた。

 

◆特急あずさ号・スーパーあずさ号のトレインマーク

183系車両のボディーにあしらわれた赤と緑のダブルラインはグレードアップあずさと呼ばれるタイプのカラーリング。リンゴの実と葉をイメージするようなカラーリングは長野県を走る列車にふさわしい、イメージピッタリのものだった。

グレードアップあずさ183系ロゴマーク

グレードアップあずさ183系ロゴマーク

1988年に登場して内装もリニューアルされた。その後パープルのイメージカラーが定着してすっかり姿を消したが、定期運用も失った後にリバイバル塗装として最後のひとときの活躍を見ることができた。残念ながらその車両も2018年に引退となった。

特急あずさ号ヘッドマーク(Lマーク付き)

特急あずさ号ヘッドマーク(Lマーク)

トレインマークのデザインは北アルプスの山々と梓川(あずさがわ)。初期のイラスト・トレインマークに多く見られる「抽象的でありながら視覚にとらえやすい」デザインだ。L特急マークがついているのは国鉄時代から継続して使用されてきたもの。そして、「L」なしは2002年のL特急区別廃止(JR東日本)以降に置き換えられたものだ。

特急あずさ号ヘッドマーク(Lなし)

特急あずさ号ヘッドマーク(Lなし)

くしくも、この同じタイミングでE257系に完全に置き換え完了しており、定期列車においてはこの「Lなしマーク」は使用されなかったということになる。しかしながら、その後も臨時列車として国鉄型車両を使用する特急あずさはファンからの注目を長きにわたって集めていた。

E351系スーパーあずさ・ロゴマーク

E351系スーパーあずさ・ロゴマーク

スーパーあずさ号のE351系に描かれたロゴマーク。シンプルでありながらもほぼ専用車両であったゆえに列車名がはっきりと表現されており、優れたものであった。

イメージは前面のLED表示器によるデザインと共通した山の形だ。同様のマークは貫通型先頭車両の先端右寄りにも描かれている。振り子式台車を採用したこのE351系は中央東線における高速化に大きな功績を残し、まさに一時代を築いたと言って過言ではない。そしてこの車両の特筆すべきもう一つの点は、今も連綿と続いているJR東日本の車両形式の最初の一文字「E」を初めて採用した車両だということ。しかし、その車両がもう引退を迎えたのだから時の流れは早いと痛感させられる。なお、同じく「E」を冠する車両でも新幹線車両はもっとサイクルが早いので、E1系など何年も前に引退したものもある。

E353系ロゴマーク

そして現役の新型車両、E353系のロゴマークだ。左右対称の中に納まった、コンパクトな印象のデザインだ。全面貫通扉の部分にあるロゴマークは背景がブラックで引き締まった印象、そしてボディー再度に描かれているものはホワイトの背景の清々しい印象となっている。

E353系特急あずさ型車両ロゴマーク

E353系特急あずさ型車両ロゴマーク

特急あずさ号派生列車たち

◆臨時特急木曽あずさ

特急木曽あずさ号

特急木曽あずさ号

これまでにはいろいろな派生列車があったが、中央西線に乗り入れる臨時特急木曽あずさは特に異色の存在だった。

臨時特急ウィングあずさ

特急ウイングあずさ号

特急ウイングあずさ号

ここでもうひとつご紹介したい派生列車はウィングあずさ。1991年3月21日に成田空港駅が開業したことに伴って、それまで千葉発着だった特急あずさの1往復を成田空港まで延長運転した多客期の臨時列車。1993年秋までの約2年半運転された。

考えようによっては、成田エクスプレスの河口湖発着列車に近い性格の列車と言えるかもしれない。

◆特急あずさ号・スーパーあずさ号の画像集

【国鉄型183系のカラーバリエーション】

特急あずさ号国鉄色

特急あずさ号国鉄色

特急あずさ号グレードアップ車

さて、特急あずさ号の183系は、国鉄特急色の後に何度かリニューアルされ、外観も内装も変更されていった。外観の第1次変更では、ホワイトのボディーに赤と緑のラインという、いかにも信州らしいリンゴのイメージを意識した専用カラーで、可愛らしくよく似合っていた(右画像)。

特急あずさ号長野色

特急あずさ号長野色

2度目のカラー変更では右上画像の、いわゆる長野色に準じたあずさカラーになった。水色と細いパープルは八ヶ岳や北アルプスの自然によく溶け込んでいた。カラーイメージはスーパーあずさにも受け継がれている。いずれのカラーリングでも専用車両だけあって「azusa」の文字が 明記されていた。

E257系あずさ号貫通型

E257系あずさ号貫通型

2018年時点で、主力として活躍していたのは、E257系特急電車。11両の長い編成は貫禄十分。「あずさ号」と「かいじ号」に使用される専用カラーの車両だ。信州の雪山沿いにも、新緑の中にもよく溶け込む爽やかなデザイン。清々しいホワイトをベースにしつつも、カラフルな四角い模様を斜めに配置したのは結構可愛らしく映るのではないだろうか。

中央リニア線構想のルート設定で揺れる南アルプス~諏訪地方だったがルート構想から外れたことで新たな展開を見せた。かつてはスーパーあずさ号のE351系、E257系が主力となっていたが、さらなる高速化のための車両として「E353系」に世代交代、在来線としての高速化、クオリティーの向上に舵を切っている。
特急スーパーあずさ号の付属編成
トレインマークという観点では、2000年ごろの国鉄型車両の運用離脱以降、イラスト・トレインマークは定期列車から姿を消したが、LED表示器によるマークがE257系・E351系車両にも採用されていた。例外はE351系の貫通型先頭車両で、以前大糸線に入線する「付属編成」の先頭に立っていた車両だが、こちらはLED表示器ではなく、車両のデザインの一部ともいえるロゴマークが描かれていた。

大糸線への入線が行なわれていた頃、この姿が前面に出て運転する数少ないシチュエーションとして隠れた人気を誇っていた。(画像提供:kogane-turbo様)

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