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特急あそ号◆ヘッドマーク事典

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2020年8月8日、特急あそ号復活!

◆ 2004年に「九州横断特急」へと愛称を変更して消滅した「特急あそ」の名。それが再び登場することが分かった。このたびは、熊本~宮地を結ぶ列車ということで運転区間こそ短縮されたものの阿蘇山観光の足としてより一層その名にふさわしい役割で登場することになったものだ。

設定は3往復。熊本地震で被災した区間の復旧にあわせて実施される2020/8/8ダイヤ改正から。なお、本来 熊本~宮地に設定されていたD&S列車特急「あそぼーい!」号は熊本~別府に区間を延長し、運転本数を減らすことになった。

旧来の特急あそ号のプチ・ストーリー

◆ 熊本~別府・大分 の特急で、JR四国から転入してきたキハ185系を使用して1992年7月~2004年3月の間運転された特急あそ号。それまで急行火の山号として豊肥本線で運転されていたものが、特急格上げされた際に名称を「あそ」としたものである。「火の山」の愛称をそのまま使わなかったのはちょうどその頃、同じ九州の雲仙普賢岳の噴火が起こっている真っ最中でイメージが良くなかったからだろうとの説がある。

その後、九州新幹線の部分開業の際に系統見直しと名称変更が同時に行なわれて「九州横断特急」と改められ、姿を消した。

なお、現在は特急あそぼーい!号という観光特急が走っているが、全くコンセプトが異なるため、別のページでのご紹介とした。また、漢字表記での夜行急行列車が関西と熊本を結んで急行阿蘇として活躍していた時代もあった。

***画像提供:kogane-turbo

◆特急あそ号のトレインマーク

久大本線を走った特急ゆふ号とともに、この上なくシンプルで悪く言えば手抜き、良く言えば飽きの来ないトレインマークだ。それでも、赤を基調としたボディーには非常に良くマッチしており、違和感なく溶け込んでいる印象はあった。

もうひとつ欲を言えば、背景にイラストがない分、もう少し文字を大きくして一目でわかるようならよかったと思う。

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