【愛称別トレインデータ館】へはこちらから

特急あまぎ号◆ヘッドマーク事典

スポンサーリンク

⇒ 特急あまぎ号のデータファイルはこちら

特急あまぎ号のプチ・ストーリー

◆ 東京~伊豆急下田を結ぶ特急として、L特急踊り子号が登場するまでの間、急行伊豆号とともに伊豆急行乗り入れ列車という形を築き上げた特急あまぎ号。

その経路は途中まで新幹線と競合するものの、下田や修善寺といったリゾート地まで東京から乗り換えなしで行けるのは魅力であり、そうした需要を開拓したパイオニアともいうことが出来る。

特急あまぎ号の登場は1969年の4月。それまで急行伊豆号として運転していたもののうち特急型車両157系を使用した列車を特急に格上げした際に命名されたもの。しかし、結局急行伊豆号の運転本数の方が特急あまぎ号よりはるかに多いままだった。157系を使用した最後の特急でもある。 画像は1999年のゴールデンウィーク、臨時特急として設定された時のもの。

*** 画像提供:kogane-turbo様

◆特急あまぎ号のトレインマーク

1976年には157系電車を183系電車に置き換え、全国の電車特急にイラスト・トレインマークを一斉採用した1978年10月から、イラストデザインが入った「特急あまぎ号」のマークが登場した。

・・・・・・・・・・

【HM登場】1978年10月

【HM引退】1981年10月

しかし、1981年に185系を新規投入するに際し、新たに愛称を公募することになり、わずか3年間の活躍だけで同区間の急行伊豆号とともにその役目をL特急踊り子号に譲ることになった。したがって、本州では最初に消えたイラストトレインマーク(幕式)といういささか不名誉とも思える記録を持つ列車である。

トレインマークに描かれているイラストは「天城山」と名産品の「ワサビ」の葉。基本的には183系との組み合わせオンリーだったトレインマークだが、最後のわずかの期間だけ185系特急あまぎ号が活躍する姿も見られた。
四角の文字マークの方はリバイバル運転された際の特急あまぎ号トレインマーク。157系風復刻塗装の185系電車で再現された。幕式のものが用意されたわけではないが、透過性のプレートが前面に取り付けられたので、夕暮れ時にはヘッドマーク部分が輝いて見え、良い雰囲気だった。

横に長い変則5角形の文字マークは157系時代のヘッドマーク。

タイトルとURLをコピーしました