寝台特急あけぼの号◆ヘッドマーク・テールマーク・ロゴ事典 | HM事典新館
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寝台特急あけぼの号◆ヘッドマーク・テールマーク・ロゴ事典

寝台特急あけぼの号テールマーク
寝台特急あけぼの号テールマーク
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寝台特急あけぼの号のプチ・ストーリー

オハネフ25形・特急あけぼの◆ 上野~青森を結んで高崎線・上越線・羽越本線などを経由して1往復運転してきた寝台特急あけぼの号。
全盛期には上野~秋田・青森のブルートレインとして3往復走っていた時代もあったが、その当時は引退時の経路ではなく、奥羽本線経由で(福島・山形・新庄・横手などを通って)運転していた。したがって最終型の寝台特急あけぼの号は、以前は寝台特急出羽号だったものが愛称統合によって寝台特急鳥海号となり、さらに名称を「あけぼの号」に変更したもの。つまり愛称だけが長生きしたもの。ちなみに、同じ経路で走る昼行特急として特急つばさ号があった。

2014年3月15日改正にて、臨時列車化された。GW臨、夏臨、冬臨は短編成とはいえ運転された。しかしその後の2015年春臨時列車は設定がなく、これにて終焉。客車のほとんどは海外譲渡され、一部が小坂鉄道という展示施設にて保存されている。
このページの画像提供:YOMPAQ様・kogane-turbo様(無断使用禁止)

◆寝台特急あけぼの号のトレインマーク

ブルートレインの円形ヘッドマークの中では珍しく、愛称名のひらがな文字の並びがカーブしている。多くの場合は、縦横斜めなど角度はまちまちでも直線に並ぶ例が多いが、あけぼの号は少し違っている。ヘッドマークは一種類に見えて実は幾つかのバリエーションがある。グラデーションタイプの、ちょっと不格好な切り文字が哀愁を漂わせているもの、鉄板一枚のもの、行燈式なども。

寝台特急あけぼの号ヘッドマーク(一枚板タイプ)

寝台特急あけぼの号ヘッドマーク(一枚板タイプ)

(画像をクリックするとHM高画質保管室にリンク)

寝台特急あけぼの号は、経由する路線の変更が繰り返されたため、牽引した機関車の種類も多い。廃止を控えた時期には青森~長岡はEF81、長岡~上野はEF64 1000番代による牽引だったが、そこで用いられていたヘッドマークはこれら(下)のタイプ。

EF65PF(田端)

過去には東北本線を北上して福島から奥羽本線というルートだったので、直流電化区間ではEF65PFがけん引していた。その先頭を飾ったヘッドマークは文字がかなり太くて力強い印象だったことや水平ラインも赤からオレンジへのグラデーションになっていたという、特徴あるものだった。(単色も存在)

寝台特急あけぼの号ヘッドマーク(EF65)

寝台特急あけぼの号ヘッドマーク(EF65)

(画像をクリックするとHM高画質保管室にリンク)
【HM登場】1984年10月14日
【HM引退】1997年3月22日
(翌日から寝台特急鳥海の経路に)
【HM使用期間】12年5カ月

行灯型(あんどん)ヘッドマーク

他にも、ED75、ED71、ED78、そして、一時期は陸羽東線を経由していた時期があり、DE10の重連が使用されていたときにも行燈式の輝くヘッドマークが先頭を飾った経歴がある。

寝台特急あけぼの号のヘッドマーク(陸羽東線・あんどん型)

寝台特急あけぼの号のヘッドマーク(陸羽東線・あんどん型)

ブルートレインには珍しい小型ディーゼル機関車牽引の姿だった。あと、記憶に新しいところではEF64形基本番代の37、38号機の姿を思い出す。

客車のテールマーク

そして忘れてはいけないテールマーク。気づきにくい点だが、一番下は背景色とは異なり紫がかった紺になっている。夜間光っているときの色はまさに紫色。寝台特急金星号のマークと同様だ。

寝台特急あけぼの号テールマーク

寝台特急あけぼの号テールマーク

◆寝台特急あけぼの号と583系

寝台特急あけぼの号と言えば20系に始まり一貫してブルートレインのイメージであるが、臨時列車としては意外にも583系を使用していた。ここで紹介するのが583系電車寝台を使用した臨時寝台特急あけぼの号の晩年のヘッドマークの画像だ。ちなみに、過去に同車両を使用していたころの臨時あけぼの号はそれとは異なるデザインだった。

583系寝台特急あけぼのHM

583系寝台特急あけぼのHM

2010年代に使用されたタイプはどちらかと言えば最終期の円形ヘッドマークのデザインに近いイメージだが、それでも文字のフォントなどは同一ではなく、独特なものとなっていた。

583系寝台特急あけぼのHM(旧)

583系寝台特急あけぼのHM(旧)

一方で1980年代後半などに見られたタイプはブルートレインの客車に表示されたテールマークデザインにかなり近い。それでも面白いのは寝台特急マークが入っていなかったことと、ちょっと不自然に左上にスペースが空いていること。時刻表上では寝台特急のマークが付いているので付ければよさそうなものだが、どちらにしようか迷ったような痕跡(?)に見えて興味深い。

583系あけぼの号こぼれ話

基本的に臨時列車にのみ使用された583系あけぼの号だが、一つ例外があるようだ。それは1988年3月ダイヤ改正に際して運転された最終のあけぼの5号。定期列車だったが583系が1回だけ使用された希少な例だ。なお、列車番号は9005Mで、そこからすると実は臨時列車扱いだったのかもしれない。ちなみにそのスジは翌日からあけぼの3号として客車で運転された。

ゴロンとシートの解説とステッカー・デザイン

ゴロンとシートのステッカー

ゴロンとシートのステッカー

寝台特急あけぼの号にはゴロンとシートという車両が連結されていた。これは車両そのものは寝台車であるものの、寝具(浴衣・枕・毛布・シーツなど)が用意されておらず、指定席特急券で利用できるリーズナブルな席だった。寝台料金なしで横になることが出来るので人気の席だった。

リーズナブルに横になれるという点で類似のものとして「サンライズ出雲・瀬戸」には「ノビノビ座席」があり、以前は急行はまなすの「のびのびカーペットカー」などもあったが、これら固めのカーペット床の上で簡単な寝具が使用できる。一方でゴロンとシートはそれらが省かれている反面、ベッドが寝台車と同じタイプの寝心地の良いものである点が異なっている。

女性専用のレディース・ゴロンとシートもあった。

ゴロンとシート・レディースのステッカー

ゴロンとシート・レディースのステッカー

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