特急あおば号(在来線)◆ヘッドマーク事典 | HM事典新館
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特急あおば号(在来線)◆ヘッドマーク事典

特急あおば号ヘッドマーク
特急あおば号ヘッドマーク
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特急あおば号のプチ・ストーリー

◆ 仙台~秋田を北上線経由で結ぶ特急として、1971年3月から1975年11月までの約4年半ほど活躍した列車。もともと、上野~秋田間を奥羽本線経由で結んでいた特急つばさ号のキハ181系を効率的に間合い使用する方法を考案して生まれたのがこの特急あおば号であったため、メインとなる特急つばさ号が485系電車化された際に共通運用を組めなくなった時点で急行格下げを余儀なくされ、廃止となった。

とはいえ、モノクラス編成6両で登場した列車が1年以内にはグリーン車食堂車を加えた7両編成に成長したことからわかるとおり、決してお荷物的な扱いだったわけではなく、あくまでも共通運用を組めるような非電化路線を走る特急が他になかったための廃止だったと言える。

そして、それからさらに6年半ほど経た1982年6月、東北新幹線あおばとして愛称が復活した。

特急あおば号のヘッドマーク

特急あおば号ヘッドマーク

特急あおば号ヘッドマーク

特急あおば号のヘッドマークはキハ181系のステンレス枠で押さえるタイプ。イラストトレインマーク登場前の、ひらがなとローマ字を併記する文字タイプしか存在しなかった。

さて、非電化区間である北上線と言えば、この特急あおば号と同様に気動車特急として短期間走った特急があったことを思い出す。それは特急秋田リレー号だ。新幹線連絡特急として特急たざわ号から役割を引き継いだので運転本数も役割も大きく異なるとはいえ、ごく短期間の設定であったことと北上線にまつわる列車という共通点が興味深い。

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