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特急たざわ号◆ヘッドマーク事典

特急たざわヘッドマーク
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特急たざわ号のプチ・ストーリー

◆ 盛岡~秋田・青森を結ぶ特急列車として、田沢湖線が電化した1982年から1997年まで運転されていた特急たざわ号。 秋田新幹線の開業まで1年という時期に、田沢湖線を標準軌に変更する工事を行なうため田沢湖線区間が廃止となってしまい、秋田~青森間だけとり残される形になった。だが、田沢湖沿いを通らないため愛称変更することになり、1997年に特急かもしか号となった。現在は特急つがる号となっている。

車両は耐寒仕様の485系1000番代が運用についていた。交流路線しか走らなかったが、当時本州には交流専用の特急車両が存在しなかったので交直流の485系が運用に就いた。当初6往復だった特急たざわ号は、やがて需要が開拓されて9往復、14往復と勢力を伸ばした。

なお、工事期間中は北上駅~北上線経由~秋田駅というルートで特急秋田リレー号が代役を務めた。新幹線を利用して秋田と首都圏を結ぶリレー特急という意味合いは同じだったが田沢湖沿いを通らなかったため「たざわ」という愛称を使用することはなかった。

現在その地域の輸送需要に対する供給は秋田新幹線こまち号が引き継ぐ形となっている。

*** 画像提供:kogane-turbo様

◆特急たざわ号のトレインマーク

東北新幹線が盛岡まで開業した1982年に登場したエル特急。それまでは2往復しか設定されていなかったディーゼル急行たざわ号を格上げしたものだが、田沢湖線初の特急としてまず6往復を設定した。トレインマークに注目すると、「L」 のマークが右上についたのが当時としては特急踊り子号の左下に続き、非常に斬新だった。⇒参考コラム記事

特急たざわヘッドマーク

田沢湖の風景をデザインしたイラスト・トレインマークだが、文字のフォントが黒岩保美氏による当初のものとは違い、ごくごく普通のものになった。

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