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急行丹後号のプチ・ストーリー
◆京都を起点とする山陰本線を経て京都府北部地方の各都市と結ぶ急行列車として1996年まで活躍した急行丹後号。ほぼ同区間に遅れて設定された特急あさしお号と同じく、経路が非常に複雑であった。
例えば「豊岡に行く」と思っていても福知山や和田山を通る列車と通らない列車があったりしたので前もってよく経路を確認する必要がある急行だった。下り列車での行き先(終点)駅のバリエーションは、敦賀・東舞鶴・西舞鶴・宮津・天橋立・網野・久美浜・豊岡・城崎・福知山ということで10種類存在した。
1996年に山陰本線・園部~福知山と北近畿タンゴ鉄道福知山~宮津~天橋立の電化完成に伴い、愛称再編と全優等列車特急化により愛称消滅、廃止された。その後は特急はしだて号・特急きのさき号・特急まいづる号・特急たんば号(すでに廃止)などに道を譲り、それぞれ行き先が明確な愛称になったことで利便性が大幅に向上した。「丹後」という広いエリアを指す愛称が時代にそぐわなくなったということなのだろう。
さて、1988年には特急エーデル丹後という列車が登場し、1996年3月改正まで活躍したが、急行丹後とのつながりは特にない。ただ、消滅のタイミングは同じであった。
急行丹後号のヘッドマーク
この列車のヘッドマーク・ロゴマーク類のデザイン、存在したかどうかなどを調査していますが、現時点では 急行丹後号のヘッドマークの存在は確認できていません。
今後存在を確認できてトレースが可能であればデザインデータを制作し、ここにてご紹介したいと思います。
また、将来的に急行丹後号のトレイン・サボなども存在が確認出来たらご紹介する計画なので気長にお待ちいただければ幸いです。
なお、トレースを精密に行うには当然のことながら精細な画像が必要になります。このサイトは皆さんに無償で使っていただけるトレインマーク事典ですのでご協力いただけるなら皆さんの益になると確信しております。情報をご提供いただける方を募集しています。