タウンシャトルのプチ・ストーリー
◆ 九州北部・都市圏輸送近郊列車の利便性向上をアピールするためにつけられた愛称。JR発足後の早い時期に採用されたものと思われる。1990年代半ばまで存在したようだ。一部は山陽本線や宇部線にも足を延ばす列車が見られたという。
多くは交直流電車または交流電車での運転だったものの、非電化区域では気動車による運用やDE10牽引の客車列車もあり、ヘッドマークが装着されていた。写真に写っているように気動車も急行形に限らずキハ30系のような一般形も使われていた。
タウンシャトルのヘッドマーク
充当された車両のバリエーションが多かったと同様、ヘッドマークについてもいくつものバリエーションが見られた。柑橘類が描かれたりして地域性を押し出したものもあれば、円と直線を組み合わせた様な抽象的なデザインのものもあった。
ユニークなものとしては大分ゆかりの人物である漫画家の富永一朗氏のイラストを使用したヘッドマークがあって、大分地区ではなじみ深いものだったようだ。
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この列車のヘッドマーク・ロゴマーク類のデザインに関するさらなる情報を調査しています。
また、将来的には タウンシャトルのトレイン・サボなども存在が確認出来たらご紹介する計画なので気長にお待ちいただければ幸いです。
なお、トレースを精密に行うには当然のことながら精細な画像が必要になります。このサイトは皆さんに無償で使っていただけるトレインマーク事典ですのでご協力いただけるなら皆さんの益になると確信しております。情報をご提供いただける方を募集しています。