東武100系スペーシアのプチ・ストーリー
◆ 東武鉄道の、スペーシアとして知られる100系電車は、浅草と日光・鬼怒川温泉を結ぶ路線を中心に活躍する特急用車両。JR東日本との乗り入れ関係にもある。1990年に登場し、1991年のブルーリボン賞を受賞している。先代特急車両である1720系・DRC(デラックスロマンスカー)と同様、貫通扉のない流線形のスタイリッシュな形状でも知られる。
現在はすべての車両がリニューアル工事を実施し、2011年12月29日から105編成「雅」が営業運転開始したのを皮切りに、「粋」、「サニーコーラルオレンジ」の3つのタイプのカラーリングになっていった。2012年8月27日をもってリニューアル工事は完了している。その後、2015年4月18日からは金色をベースに黒とオレンジを組み合わせたデザインのものも登場した、「サニーコーラルオレンジ」の編成が2編成塗り替えられたようだ。
そしてさらに2021年からデビュー当時のカラーリングおよびDRC(1720系)に準じたカラーリングに変更して「粋」・「雅」カラーは消滅。
東武100系スペーシアのロゴマーク
柔らかみのあるスミ丸のフォントが使用されたロゴマークである。「P」を見ると一目瞭然だが、上半分が強調されるような形状をしているのが面白い。
そして、「I」の文字が東京スカイツリーのシルエットになっている。やはり、「東武の東京スカイツリー」であることをアピールしたいのだろう。
蛇足だが、上の三ツ星の色の組み合わせは3つそれぞれ異なっている。
皆様へのお願い~もっと事典を充実させるために~
この列車のヘッドマーク・ロゴマーク類のデザインに関するさらなる情報を調査しています。
また、将来的には 東武100系スペーシア号のトレイン・サボなども存在が確認出来たらご紹介する計画なので気長にお待ちいただければ幸いです。
なお、トレースを精密に行うには当然のことながら精細な画像が必要になります。このサイトは皆さんに無償で使っていただけるトレインマーク事典ですのでご協力いただけるなら皆さんの益になると確信しております。情報をご提供いただける方を募集しています。