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寝台特急サンライズゆめ号のプチ・ストーリー
◆ 1998年以来、多客期に運転される臨時寝台特急として、東京~広島(上りは下関発だったこともある)間に運転されてきた寝台特急サンライズゆめ号。多客期に7両の予備編成を使用して設定されていた。首都圏と関西~山陽地区の各都市を結ぶ目的で設定され、関西でも有効時間帯であることからそれなりに高い人気だったようだ。
サイドの乗降口付近に表示される愛称幕には「サンライズゆめ」という表示設定はなく、「特急」・「広島」などの2段表示のみだったようだ。
この列車は、以前急行銀河81・82号が設定されていたダイヤを基本にして設定された臨時列車らしい。サンライズ瀬戸・サンライズ出雲の予備編成を使用して運転されていたので定期運転は初めから物理的に無理だったようだ。 でも、下関発という設定がなされていたのなら「サンライズあさかぜ」という名前にしたほうがファンの反響が大きかったと予想できる。皮肉にも、乗降口付近の愛称幕には「あさかぜ」という表示幕が用意されているようだ。
定期列車となった時期は一度もなく、2008年度を最後に運転されていない。事実上の廃止と見て間違いないが、車両そのものは現役バリバリの車両ゆえ、いつでも再設定可能ではある。
*** 画像提供:kogane-turbo様
285系サンライズエクスプレスのロゴマーク
現在も東海道・山陽路を走っている唯一の寝台特急車両がこの285系である。いまさら言うまでもないがサンライズ瀬戸・サンライズ出雲号だ。夜行列車だが夜をイメージする配色ではなく夜明けをイメージするものとなっている。
20系から受け継がれてきたような、ブルートレインの築き上げてきたイメージとはずいぶん異なり、583系などの電車寝台特急とも一線を画す存在で、多様化するニーズに応えられるように最初から設計されているので人気・信頼とも、高いものがある。
車両はJR西日本とJR東海の所有車両だ。