このHP、「愛称別トレインマーク事典」に訪問してくださっている皆さんは列車のマーク、デザインに関心をお持ちの方が多いと思います。中にはヘッドマークチャームやそれに似たグッズ類をコレクションしていらっしゃる方もおられることでしょう。
でも、いまちょっとしたブームになりかけているのが「手作り鉄道グッズ・ヘッドマークグッズ」なのです。女性の方々が鉄道に興味を持ったり、「鉄道はそれほど夢中でないけどデザインがかわいい」といった思いの方も増えているそうで、そんな方々が自分で作って楽しめるようにご自身の作品とともに作り方やレイアウトの実例などを紹介する本を出されました!
表紙を見るだけでも魅力的なグッズの数々です。こだわり派の鉄道マニアでも納得のクオリティーですよね!表紙にも書かれていますが、「レトロでかわいいデザイン」がいろいろとあるのが鉄道の世界です。
同じデザインのヘッドマークでも大きさを変えるだけで「設計図(?)」が違ってくるのですね~。タッセルと呼ばれるフサフサの飾りも手芸ならではのポイントですね。ちゃんと作り方が載っています。
一つ一つが小さくなった、荒いドットのデザインも潔さが感じられて面白いですね~。これもまた、なんとも素敵な力作です。壁に飾っておきたいですよね。
刺繍は壁に飾るものだけではありません。リュックサックのワッペンとして、ヘッドマークと電車の顔の合わせ技!国鉄を知らない子どもたちでもきっと大喜びでしょう。電車に興味がそれほどない方でも「これならかわいい!」と思われるのではないでしょうか。
実際に刺繍をしてはいない私が言うのもなんですが(笑)、どんな基本的ルールがあるのか、どんな順序で針を通していくのかなど、図解付きでわかりやすく書かれているのでビギナー向けにも大丈夫ですし、かなり作り甲斐のありそうな「設計図(?)」も載っていますからぜひチャレンジしてみられませんか。
著者の鞍田恵子さんにはもう何年もお世話になっており、私の著書を参考にして下さるなど、とてもありがたい限りです。実際の作品を拝見するとそのクオリティーに驚かされ、まさにアーティストだと感じさせられます。
鞍田さんと同様にご自身で作られる方がたくさん増えて、レトロかわいい鉄道グッズたちが街にあふれる日が来たら楽しいですよね。
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