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近鉄特急伊勢志摩ライナーのプチ・ストーリー
◆ 大阪難波・京都・近鉄名古屋の各方面から賢島・鳥羽を結ぶ観光特急。今では新鋭のしまかぜが豪華列車として広く名を知られる存在になったが、その登場までは近鉄の特急群の中でもフラッグシップといえる存在だった。車両形式は23000系。志摩スペイン村の開園を意識して近い時期にデビューした。デビューから約18年を迎えて更新工事が行なわれた際に、6編成中3編成をサンシャインレッドと呼ばれる赤と白のツートンカラー(+細い青帯)に変更。リフレッシュを印象付けた。
近鉄特急伊勢志摩ライナーのトレインマーク
デビュー当時からの大きなロゴマークは「ISL」を図案化したもので、Ise Shima Linerの各頭文字をとったもの。直線基調のロゴマークは一般車両の窓の高さとほぼ同じくらいの大きなロゴマークであり、かなり離れていてもよく認識することができるダイナミックなマーク。3号車のトイレ寄りの車体側面に見られた。
2012~13年のリニューアル工事に際してロゴマークも変更され、姿を消した。
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2012年からは太陽をイメージした、シンプルでも印象深いロゴマークとスマートなフォントでの「ISE-SHIMA LINER」のロゴタイプ。6編成中3編成に採用された赤い車体のイメージチェンジと共に伊勢志摩ライナーの新時代に入ったことを感じさせた。
なお、残り3編成も同じコンセプトのマークに変更となったが、ボディーカラーは黄色が鮮やかな初代カラーをほぼ踏襲している。
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デラックスシートのロゴマーク。このシート自体はアーバンライナーで好評だったためこちらでも採用したものとのことだが、シートの質は同じものではないようだ。
ほかにもサロンシートというさらに上級のシートがあり、それを示すロゴマークが掲示されている。
※ 画像提供:K-OFFICE様
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この列車のヘッドマーク・ロゴマーク類のデザインに関するさらなる情報を調査しています。
また、将来的には 近鉄のトレイン・サボなども存在が確認出来たらご紹介する計画なので気長にお待ちいただければ幸いです。
なお、トレースを精密に行うには当然のことながら精細な画像が必要になります。このサイトは皆さんに無償で使っていただけるトレインマーク事典ですのでご協力いただけるなら皆さんの益になると確信しております。情報をご提供いただける方を募集しています。