JR北海道・特急用電車のロゴマーク
789系
青函連絡特急・スーパー白鳥時代の789系ロゴマーク。現在は特急ライラック用に転身したが、残念ながらこのロゴマークは撤去されている。
JR北海道・特急用気動車のロゴマーク
キハ183系
Hokkaido Express Trainの略であるHET。これはキハ183系の中で高速対応車両として造られた、通称NN183、N183と呼ばれる車両に当初つけられた愛称。特急北斗用として主に活躍していたが、現在では石北本線に活躍の場を移し、特急オホーツクと特急大雪に使用されている。
キハ261系
Hokkaido Express Trainの略であるHETだが、こちらは当初からこのロゴだったわけではない。車体傾斜装置が装備されていたため傾きや傾斜を意味する「Tilt」を冠した「Tilt261」だった。高性能が売りだった同車両だが、のちにJR北海道の財政立て直しが急務となり、メンテナンス効率向上や安全性優先の中で車体傾斜装置の使用を取りやめることになり、ロゴマークもそれに合わせて変更された。
このオレンジ色の帯は1000番代のもので、特急スーパーとかち専用のイメージが強い。というのも、同車両は現在では特急おおぞらと特急北斗にも使用されているが、塗装変更に伴ってこのマークが姿を消していく途上で投入され始め、このマーク付きでの活躍期間が短かったからだ。
一方、黄色いラインが入っているものは宗谷本線向けのキハ261系0番代のもの。こちらも1000番代と同様、車体傾斜装置の使用を取りやめた際にロゴマークを変更している。0番代は塗装変更をしていないので今も使用されている。
キハ281系
Hokkaido Express TrainのEとTの間にAdvancedを意味するAが入って「HEAT281」かと思ったら、実は微妙に違っている。実際には「HOKKAIDO EXPERIMENTAL ADVANCED TRAIN」。しかしこのマークはキハ281系試作車につけられていたロゴマークで、量産車のものはキハ183系HETに似たデザインになっている。
このHEATは振り子装置が装備されていることのアピールだった。しかし、のちにもっとわかりやすくFURICO281となり「HEAT」は789系電車だけのものとなった。
キハ283系
キハ281系の改良版として登場したキハ283系も、振り子式を採用しFURICO283というロゴマークが使用されている。文字の形に少しの違いがあるところも面白い。
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