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SL湯けむり号のプチ・ストーリー
◆ 奥の細道湯けむりラインという愛称を持つ陸羽東線、小牛田~新庄を結んで運転されたSL湯けむり号。2008年から2010年は連続で運転、東日本大震災後の2011年はSL湯けむり復興号という名称で赤地に黄色字のヘッドマークが取り付けられた。
2013年4月のSL湯けむりDC号を最後にその後は運転されていないが、それまでは毎年の恒例行事の様にして続いていた。なお、だいたい冬の初めに運転するケースが多く、2012年は運転無し。その分が翌年春にずれ込んだかのような印象だった。
牽引するSLは真岡鉄道のC11型325号機が多かったが、2010年はJR東日本自前のD51型498号機だった。客車は旧型客車であったり12系オリジナルカラーだったりと、その時によって異なる車両が使用された。
SL湯けむり号のヘッドマーク
黄色ベースのデザインは強いインパクトがあり、D51に取り付けても決して見劣りしない。C11に取り付けると少々インパクトが強すぎて大きく見えるのは目の錯覚だろうが、そのくらい押しの強いヘッドマークなので、遠くにその姿を確認できた時には同時にヘッドマークも確認できる。2010年の運転時まで毎回このデザインを見ることができた。
赤いラインの下には「美味し国 伊達な旅」という宮城県のキャッチコピーが書かれ、その中心にキャラクターが描かれている。このキャラクターは「むすび丸」という名前で2017年現在も活躍中のもの。
上述の通り、2011年はSL湯けむり復興号として赤いヘッドマークを使用し、2013年のSL湯けむりDC号の時には一般公募デザインで採用されたデザインのものが駆け抜けた。
皆様へのお願い~もっと事典を充実させるために~
この列車のヘッドマーク・ロゴマーク類のデザインに関するさらなる情報を調査しています。
また、将来的には 号のトレイン・サボなども存在が確認出来たらご紹介する計画なので気長にお待ちいただければ幸いです。
なお、トレースを精密に行うには当然のことながら精細な画像が必要になります。このサイトは皆さんに無償で使っていただけるトレインマーク事典ですのでご協力いただけるなら皆さんの益になると確信しております。情報をご提供いただける方を募集しています。