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急行ゆのくに号のプチ・ストーリー
◆ 大阪~金沢を結ぶ急行として1963年4月20日改正で準急から格上げ。北陸本線金沢電化と同時であったので471系交直流急行型電車新製投入でのデビューであった。
その後、愛称を整理統合するに際し定期列車は急行加賀に統合されて臨時のみになった時期が(1965/10~1968/10)あった急行ゆのくにだが、さらなる愛称再編で主役として再登場。1982年11月ダイヤ改正まで活躍し特急雷鳥にバトンをつないだ。芦原温泉や片山津、山中などの各温泉地を通る列車としてふさわしい愛称だった。
関西~北陸方面の経路が湖西線をメインにするようになった後も引き続き米原経由で運転され、急行立山号と比較するとその運転経路および金沢~富山間の区間差異があった他はほぼ共通の存在だった。
◆急行ゆのくに号のトレインマーク
北陸地方の急行列車に共通のトレインマークは、横にパタパタとめくるようにできている。ルーズリーフの様にも見える。455系・475系系統の交直流急行型車両とのカラーコンビネーションもよく、しっかりとマッチしていた。
上の画像にあるタイプのものは後期型で北陸急行小型マーク。文字が全体に占める割合が大きく、主張が強く感じられる。一方、1978年10月改正ごろまでは、同じ配色でワイドなタイプのヘッドマークだった。
ウィング部分がさらに広くてダイナミックな印象だった。プレートの全体面積が広いということを差し引いても一文字一文字がとてもこじんまりとしていていくらかスカスカした印象を受ける。
皆様へのお願い~もっと事典を充実させるために~
この列車のヘッドマーク・ロゴマーク類のデザインに関するさらなる情報を調査しています。
また、将来的には 号のトレイン・サボなども存在が確認出来たらご紹介する計画なので気長にお待ちいただければ幸いです。
なお、トレースを精密に行うには当然のことながら精細な画像が必要になります。このサイトは皆さんに無償で使っていただけるトレインマーク事典ですのでご協力いただけるなら皆さんの益になると確信しております。情報をご提供いただける方を募集しています。