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急行えびの号のプチ・ストーリー
◆熊本~(肥薩線・吉都線経由)~宮崎を結んでいた、九州の都市間急行列車で、2000年(平成12年)3月12日ダイヤ改正にて姿を消した。
「えびの号」の愛称そのものは1959年(昭和34年)に準急として設定されたのが始まりで、それは最初のブルートレイン20系の登場の翌年であり、えびの号の歴史の長さをうかがい知ることができる。
急行えびの号になったのは1966年(昭和41年)で、博多発着の列車も設定されていた。
特急おおよど号として1往復が格上げされたが、6年半ほどで廃止され、それと同時に急行えびの号の博多直通も廃された。
えびの高原線と急行えびの号
急行えびの号の運転区間となった吉都線~肥薩線とつながる区間は「えびの高原線」という愛称をつけて観光に力を入れたが現在ではその直通列車はなく、代わりに吉都線~吉松~人吉の直通列車が多く設定されている。
そして、吉都線とのつながりが薄くなった吉松から八代・熊本方面へは大畑ループの向こうにあたる人吉から特急くまがわ号と九州横断特急が走るようになっていたのだが、2016年にその両列車とも肥薩線から姿を消し、普通列車いさぶろう・しんぺい号が孤軍奮闘した。そして1年後の2017年春、新たなD&S列車「観光特急かわせみやませみ」が投入されたことに加え、いさぶろう・しんぺい号。の1往復が特急として運転されるという離れ技が見られて今に至る。
皆様へのお願い~もっと事典を充実させるために~
この列車のヘッドマーク・ロゴマーク類のデザインに関するさらなる情報を調査しています。
また、将来的には 号のトレイン・サボなども存在が確認出来たらご紹介する計画なので気長にお待ちいただければ幸いです。
なお、トレースを精密に行うには当然のことながら精細な画像が必要になります。このサイトは皆さんに無償で使っていただけるトレインマーク事典ですのでご協力いただけるなら皆さんの益になると確信しております。情報をご提供いただける方を募集しています。