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急行礼文号のプチ・ストーリー
◆旭川~稚内という、北海道北部の地方都市間急行として1968年から2000年まで運転されていた列車。急行天北号が初めて設定された時から長きにわたってその編成の一部を間合い使用する形で運転されていた。とはいえ、急行天北号の主編成の使用ではなく、わずか2両の付属編成の方を使用しており、グリーン車を含んでいた天北号(1983年の資料では7両編成)に対し礼文号は自由席のみ2両ということで、運用上のコンビとは思えないほど対照的な列車だった。
なお、2017年3月改正から、同じ区間設定で特急サロベツが走っているが、誕生の経緯はずいぶん異なり、車両不足による区間短縮(特急ライラックと分担)という理由での登場だ。
*** 画像提供:急行つとむ2号様(無断使用厳禁)
◆急行礼文号のトレインマーク
キハ56系からキハ54系へと、“気動車”での運転で終始一貫した急行礼文号だったが、貫通扉の横幅以上の直径がある立派なトレインマークを掲げていた。ここでご紹介するのは円形のヘッドマークで、おそらく1988または1989年ごろから使用されたものと思われる。実は、それまでの時期には四角いタイプのものがほぼ同じデザインで存在し、使用されていた。
描かれているイラストは海岸のものであることははっきりしているが、中央の独特の岩の形からすると元地海岸(礼文島の南西部)であると思われる。
皆様へのお願い~もっと事典を充実させるために~
この列車のヘッドマーク・ロゴマーク類のデザインに関するさらなる情報を調査しています。
また、将来的には 号のトレイン・サボなども存在が確認出来たらご紹介する計画なので気長にお待ちいただければ幸いです。
なお、トレースを精密に行うには当然のことながら精細な画像が必要になります。このサイトは皆さんに無償で使っていただけるトレインマーク事典ですのでご協力いただけるなら皆さんの益になると確信しております。情報をご提供いただける方を募集しています。