⇒ 特急ホワイトアロー号のデータファイルはこちら
特急ホワイトアロー号のプチ・ストーリー
◆特急ホワイトアロー号。 旭川~札幌を結ぶ特急列車として2007年9月まで運転されていた。従来の781系電車をすべて789系に置き換えるに際して名称を一新して置き換えることになり、特急ライラックと共に姿を消した。その後は、特急スーパーカムイ号として活躍している。現役中、785系が使用されるようになった時からは「スーパー」を冠するようになり、スーパーホワイトアロー号として運転した。
◆特急ホワイトアロー号のトレインマーク
矢羽根が白いデザインのトレインマーク。781系を使用するという点では特急ライラックと何ら変わりない状態でのスタートだったが、旭川から苫小牧に至る道中、停車するのは札幌と千歳空港だけという速達ぶりはなかなかのアピールポイント。つまり、最大の役割は道内主要都市と空港のアクセスだった。
とはいえ、なんと言っても781系電車による運転。停車駅は減らせてもなかなか速度面では向上するのに限界があった。参考までに一部同じ区間を走る現在のディーゼル特急スーパー北斗と比較すると、札幌~苫小牧間で5分以上劣っている。それで、やがて785系、そして789系の時代へと段階的にスピードアップが図られていった。
HMはスーパーと書き加えられただけのものもあったので、面白いので載せてみた。785系が導入されてからは先頭のトレインマークはLED表示器となった。3色LED表示なので表現力が乏しいが、初期の取り組みの一つとして歴史に刻まれている。
785系のサイドのロゴマークの方もご紹介する。こちらはスタイリッシュなロゴマークが作られ、イメージアップに大きく貢献したと思われる。LEDヘッドマークの貧弱さを補う意識があったのではないだろうか。