【愛称別トレインデータ館】へはこちらから

特急カムイ号(スーパーカムイ)◆ヘッドマーク事典

特急カムイのヘッドマーク
特急カムイのヘッドマーク
スポンサーリンク

⇒ 特急カムイ号のデータファイルはこちら

特急カムイ号のプチ・ストーリー

◆ 札幌~旭川を函館本線で結ぶ特急列車としてスーパーカムイ号の「スーパー」を取り除き、2017年3月4日から運転を開始した。785系を特急すずらん号専用としたことによりすべて789系1000番代での運用であり、編成内容は引き続き一部指定席のモノクラス5両編成。

また、新千歳空港に直行する快速エアポートへの変身は打ち切られて整理された。それによりダイヤが乱れたときの修正が以前よりは容易になったといわれている。

同時に、新規設定となる789系特急ライラック号(元特急スーパー白鳥編成)が14往復となり、こちら特急カムイは10往復に整理されることになった。なお、このダイヤ改正をもって自動販売機も営業終了となった。

旭川発着となった特急大雪・特急サロベツ、との乗り継ぎ列車としての役割はおもに特急ライラック号(グリーン車連結)を想定しており、特急カムイは運転区間通りの都市間輸送を想定した列車と言ってよさそうだ。

L特急スーパーカムイ号のプチ・ストーリー

◆ 札幌~旭川を函館本線で結んだ特急スーパーカムイ号。789系1000番代と785系を用いて2007年から運転されてきた。2013年11月1日の減速ダイヤ実施までは最高時速130キロ、表定速度も100キロを超え、高速運転を実現していた。それにより、札幌~旭川間が1時間20分で結ばれ、速さの点では高速バスなどの競合する交通機関より優位に立っていた。kamui1

残念ながら、相次ぐトラブルにより減速ダイヤが実施され、時速10キロほどスピードを落とし、所要時間も5分ほど延びた。2016年3月26日のダイヤ改正までは、札幌から南の新千歳空港とのアクセス列車としての一面も持ち、そのまま「快速エアポート」として直通運転してきた。

この区間にはかつて臨時列車の特急旭山動物園号があり、さらに区間を延長すると特急宗谷特急オホーツクなどがあるが基本的な位置づけに大きな違いがある。特急スーパーカムイ号の登場までは特急ライラック号と特急スーパーホワイトアロー号が活躍していたが、781系電車による運用を終えることから2007年に愛称を一新することになり登場した。そして、前述のとおり2017年春、L特急の種別を廃止して愛称からスーパーをはずし、特急カムイとして再出発して現在に至る。

◆特急カムイ号のトレインマーク

LED表示器のトレインマークには、「スーパーカムイ」だけの表示と、そのローマ字表記タイプに加え、「SUPER KAMUI/AIRPORT」の時があった。

特急スーパーカムイのヘッドマーク

特急スーパーカムイのヘッドマーク

(画像をクリックするとHM高画質保管室にリンク)

特急スーパーカムイ号の運転形態は実際にはそのまま直通する快速エアポートとしての新千歳空港アクセス列車としての使命があって、全24往復のうちの半数にあたる12往復がそのまま空港アクセス列車となっていた。以前の特急スーパーホワイトアロー号の役割を特急料金不要で引き継いでいて、非常に高い利便性を誇った。

特急カムイのヘッドマーク

特急カムイのヘッドマーク

(画像をクリックするとHM高画質保管室にリンク)

一方で、2017年春から「スーパー」を外した特急カムイは、なんと本当に「スーパーカムイ」のマークから「スーパー」を外しただけで登場した。

◆特急スーパーカムイ号の画像

特急スーパーカムイ号789系

789系特急スーパーカムイ

【789系画像】走行中のスーパーカムイ号。シャープな顔立ちゆえか、スピード感を感じさせられる。【画像右】旭川駅に停車中の特急スーパーカムイ。789系のシャープな顔立ちとクールな色合いが北海道の大動脈を駆け抜けるエースたる列車のプライドのように見える。青函連絡特急であるスーパー白鳥号と同様の789系であるとはいえ、こちらはHMが初めからLED仕様になっており、ボディーデザインの違いも相まって全く別の車両のような印象を受ける。

785系特急スーパーカムイ

【785系画像】好対照をなすのが785系のスーパーカムイ号。おたふく顔の先頭車両は柔らかな印象。特急すずらん号と共通運用で活躍していたが、現在はほぼ消滅。

画像提供:♪An’s Railway memo☆様(このページの写真。無断使用厳禁)

タイトルとURLをコピーしました