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西九州新幹線・かもめ号のプチ・ストーリー
◆ 2022年9月23日に部分開業する西九州新幹線。正式名称が2021年4月に発表された。長崎発着の特急としてずっと定着してきた特急かもめ号の愛称をそのまま引き継いだ形だ。開業時の運転本数は武雄温泉~長崎(22往復)と新大村~長崎(下2・上1)となる。全列車最新型のN700Sの6両編成を使用し、武雄温泉駅では在来線の特急リレーかもめ・特急みどり(リレーかもめ)との対面乗り換えが行われ、同一ホーム上での乗り換えなので利便性がある程度確保される。
武雄温泉~長崎の部分開業となるのは、「当初の計画と異なるフル規格の建設を受け入れられない」とする佐賀県の意向により新鳥栖~武雄温泉間の計画が進まないため。その経緯としてはフリーゲージトレインの計画が試験段階で頓挫してしまったことが大きなターニングポイントだったと言える。
西九州新幹線・かもめ号のトレインマーク
2021年7月発表、正式版!
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詳細については、もっと詳しくわかってから取り上げたい。
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暫定版?
N700Sかもめ号のトレインマークはゴールド系のステッカーによる装飾となっており、かつて885系白いかもめ(黄色いラインのもの)に採用されていたエンブレムのシルエットが復活登場したようなものである。水戸岡鋭司氏のデザインに多く見られる文字列による装飾も多く施されており、JR九州らしさを奏したところにも感じられるかもしれない。
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余談だが、新鳥栖から武雄温泉の区間が残されたことになるが、特急リレーかもめ号が埋め合わせることになる。