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急行兼六号のプチ・ストーリー
◆ 名古屋~金沢に設定された急行兼六号は、珍しく同一区間にすでに特急しらさぎ号が設定されているところに補完する急行として新設された列車だ。愛称の由来は金沢にある有名な兼六園から採られている。
利用は上々だったようで前途洋々かと思われたが、思いのほか早く特急格上げの時期が訪れてしまい、この愛称での活躍期間は8年少々で終わってしまった。
急行兼六号のヘッドマーク
北陸急行共通のパタパタ式のヘッドマークである。漢字二文字なので左右に一文字ずつ書かれてバランスが良い。
(画像をクリックするとHM高画質保管室にリンク)
【HM登場】1966年10月1日
【HM引退】1975年3月9日
(翌日から特急しらさぎ)
【HM使用期間】8年5か月
さて、北陸急行ヘッドマークと言えば途中からは小型に置き換えられたことが知られているが、この急行ヘ兼六号には存在しなかったようだ。確認のため調査したところ、廃止前日に撮影された画像でもこのワイド型が使用されているのが確認できた。